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課題設定シート
【解決すべき問題】
メンバー間のモチベーションの差が大きくなり始めている※最新入社してきたメンバーと創業期と同じやり方ではうまく機能しない
【取り組む課題】
新入社員の教育プログラムと評価制度の設計を実施する
■課題の概要を整理する
- ・創業期は理念やビジョンを誰もが共有できる距離にいたが、人数が増えてバラつきが出てきたため(Why)
- ・二泊三日の合宿形式のプログラムにしたい。以降は店舗リーダーがフォロー(How)
- ・理念共有、目標設定、行動計画の策定プログラムの実施と個別フォローが必要(What)
- ・人事部が主導。現場のチームリーダーにも協力を要請(Who)
- ・まずは新入社員から入社2年目までの社員に対して実施(Whom)
- ・4月に1度、12月に1度、理念共有の研修をしたい。月に1度の個別面談も必要(When)
- ・研修については東京本社で実施。個別面談は各店舗で実施(Where)
- ・予算的には年間300万円以内におさめたい(Howmuch)
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■基本情報
課題設定シートとはこれまでのステップであぶり出してきた問題を整理し、取り組むべき課題を設定するためのフレームワークです。課題とは、問題を解決するために取り組む必要のあるアクションです。例えば、メンバー間のモチベーションの差が大きくなり始めているという問題があるとします。この場合新入社員の教育プログラムと評価制度を設計するなど、具体的に取り組んでいくことが課題に該当します。
- <補足:問題と課題の違い>
- 問題:あるべき理想の姿と現状のギャップ
- 課題:問題を解決する(ギャップを埋める)ために取り組むべき必要があること
■使い方
①問題設定
②取り組む課題を設定する:設定した問題を解決するために取り組む課題を書き出します。
③課題の概要を整理する:設定した課題に関する前提や条件、周辺情報を書き出します。6W2Hを意識して、課題の概要を整理していきましょう。次のステップでどの課題から優先的に取り組むのかなどを評価することになります。そのために、具体的なイメージを持てるようにすることが目的です。
■思考が加速する問い
- ・課題に取り組むうえでの障壁があるか?
- ・過去に同様の課題に取り組んだ人はいるか?
- ・課題のハードルを下げるには?
- ・他の人に協力してもらいやすくするには?