■現在の履歴書について
中途採用の書類選考では履歴書から職務経歴書に重点が移っています。また履歴項目に従って記入すればよい。履歴書を2通用紙して下書きすることがよい。1通目にシャーペンで下書き。2通目に清書する。
●履歴書の基本ルール
- ・手書きが基本
- ・省略表記は避ける(株式会社を(株)にするなど)
- ・修正液はNG。必ず書き直す
- ・年号のばらつき(和暦・西暦の混在は避ける、「年」表記を和暦・西暦どちらかに統一する)
- ・文字の分量(空欄があると印象を損ねるがぎっちりとしすぎるのもよくない。重要なのはバランス。どうしても書きたいことは職務経歴書へ)
- ・文字の変化
- ・内容が自慢にならないようにする
- ・履歴書は1社に1枚を大原則、会社によってかえる。
- ・氏名にふりがな(フリガナ)がふられている
- ・学歴・職務歴の最後に以上をいれている
- ・免許・資格は業務に関連するものを優先している
- ・志望動機や退職理由に前職の不平不満が入っていない
- ・文字が読みやすい大きさになっている
- ・1分前後で読める文字量になっている
■履歴書はJIS規格を使う
今は履歴書をインターネットでダウンロードできます。WEBから応募する際はこれに入力OKです。ただし郵送の場合は市販のものを使います。ダウンロードした書式を使うときでもプリントして手書きします。現在、市販の履歴書には転職者向け、自由記入スペースの広いもの、自己紹介付きなど種類がさまざまありますが私は基本的にJIS規格のものをお勧めしている。書式でまようより企業研究をたくさんやったほうがよいです。履歴書はあくまで基本データなので、選んだ書式によって選考が大きく変わることはない。JIS規格は学歴・職歴の欄が広くとられているため多少の工夫が必要です。
たとえば30歳代で過去に2、3回転職を経験した人ならちょうどいいスペースかもしれませんが、第二新卒などの場合には空白が目立ってしまいます。その際は専攻分野や卒業論文などを書いてもよいです。
■履歴書で知りたいのは学歴と職歴の欄
採用担当者が気にするのは、あなたが今どういうところにいて何をしているのかということです。つまり、あなたの客観的事実であるバックグランドが一番知りたいポイントです。故に学歴と職歴が見られます。それに伴い年号や年数のミスは致命的ですので注意しましょう。
- ・履歴書もビジネス文書なのでビジネス文書らしくする
- ・以上で締めくくる
- ・読みやすく整然とまとまっているほうが読み手の印象はよい
- ・箇条書きにする&体言止めを利用
- 体言止め例:〇〇を経験。〇〇を決意しました。
- 箇条書き例:〇〇株式会社 入社
- (書籍販売:従業員数28名)
- ・主に接客と販売担当
- ・2年目より実用書の仕入担当