●3D参照とは(複数のワークシートデータ=同じセル番号を集計したい)
複数のワークシート上にある表を集計する場合は、3-D参照を利用します。3-D参照とは、シート見出しが連続して並んでいるワークシートの同じセル位置を、シート方向(3次元方向)のセル範囲として参照する参照方法です。3-D参照を使った計算は、複数のワークシートの同じ位置のセルを串刺ししているように見えることから、串刺し計算ともよばれる
- ①数式バーに=SUM( までに入力
- ②近畿のシート見出しをクリック
- ③となりのとなりのワークシートの沖縄のシート見出しをシフトキーを押しながらクリックします。
- ④セルB3(参照したセル番号)をクリックして数式バーに)を入力
- ⑤エンターを押すと、近畿から沖縄までのセルB3の値が集計されます。
●3-D参照しているワークシートを移動したい
A→3-D参照の範囲外に移動しないように注意します。
3-D参照を使用計算では、ワークシートを移動すると、計算結果にも影響が出ます。たとえば、上記の例で九州を沖縄のあとに移動すると、数式の集計結果から九州のデータが除かれます。逆に近畿と沖縄の間に四国を挿入すると、四国のデータを集計されます。ワークシートを移動するには、このことを考慮する必要があります。
①計算対象のワークシートを範囲外に移動すると集計の対象から除かれます。
②新しいワークシートを範囲内に挿入すると、挿入したワークシートも集計対象になります。