<ポイント>
5つの図形がどのような法則性で並んでいるかを問う問題です。
空欄となっている図形が右よりのときは、左から法則性を探しましょう。逆に、空欄となっている図形が左よりのときは、右から法則性を探しましょう。(*´∀`*)
【CAB 法則性の基本】
次のように、5つの図形がある法則性にしたがって並んでいます。
空欄となっている図形にふさわしいものを選択肢より選ぶ問題です。
この例の場合は、図形全体が時計回りに45°ずつ回転しているため、下図が答えとなります。
【CAB 法則性の解き方のポイント】
- 空欄となっている図形が右よりのときは、左から法則性を探しましょう。逆に、空欄となっている図形が左よりのときは、右から法則性を探しましょう。
- 法則性は複数ある場合が多いです。
- 問題によっては、法則性が断定しづらく、複数の正解が考えられるものもあります。このような場合は、より単純な法則性によって導かれる図形を選びましょう。(ノ∀`;)
<基本問題>
5つの図形がある法則性にしたがって並んでいる。空欄となっている図形にふさわしいものは選択肢A~Eのうちのどれか。
空欄は右寄りにあるため、左から順番に見て法則性を探す。
- 法則性は1つ。
- 正方形に棒のついた形が、時計回りに90°ずつ回転しながら、四隅を移動する。
- したがって、答えは C。
Q1、法則性1個
5つの図形がある法則性にしたがって並んでいる。空欄となっている図形にふさわしいものは選択肢A~Eのうちのどれか。
空欄は左寄りにあるため、右から順番に見て法則性を探す。
- 法則性は1つ。
- 三角形が、右端から左端へ1つずつ移動する。
- したがって、答えは B。
Q2、法則性2個
5つの図形がある法則性にしたがって並んでいる。空欄となっている図形にふさわしいものは選択肢A~Eのうちのどれか。
空欄は中央にあるため、左右どちらから法則性を探してもよい。今回は左から順番に見て法則性を探す。
法則性は2つ。
- ⅰ)正方形に棒のついた形が、反時計回りに「45° → 90° → 135° → 180°」と、45°ずつ角度を増やしながら回転する。
- ⅱ)正方形に棒のついた形が、四隅を反時計回りに移動する。
したがって、答えは A。
Q3、法則性4個
5つの図形がある法則性にしたがって並んでいる。空欄となっている図形にふさわしいものは選択肢A~Eのうちのどれか。
空欄は左端にあるため、右から順番に見て法則性を探す。
法則性は4つ。ア~エの4本の直線が、決まった場所で、それぞれの法則性により変化している。
- ⅰ)アの線は、下記の3ヶ所で「①下 → ②右 → ③下 → ④左」の移動を繰り返す。
- ⅱ)イの線は、下記の3ヶ所で「①左 → ②真ん中 → ③右」の移動を繰り返す。
- ⅲ)ウの線は、下記の2ヶ所で「①左 → ②右 → ③右 → ④左」と、1回置きの移動を繰り返す。
- ⅳ)エの線は、下記の3ヶ所で「①下 → ②右 → ③下 → ④左」の移動を繰り返す。
- なお、エの線は②、④の動きでウの線と位置が重なることから「①下 → ②消える → ③下 → ④消える」と解釈することもできる。
変な問題(呆)と思った人はとても正常です!(ノ∀`;)
難問(・・・というより悪問)が出ることも事実なので、制限時間を見ながら上手に立ち回りましょう!
したがって、答えは D。