演算子一覧と演算子の基礎

 

 

<演算子の種類>

演算子 意味 使用例 使用例の説明
算術演算子
+(プラス) 加算 A1+A2 A1の値にA2の値を足す
-(マイナス) 減算 A3-A2 A3の値からA2の値を引く
*(アスタリスク) 乗算 A3*100 A3の値に100を掛ける
/(スラッシュ) 除算※1 B5/B1 B5の値をB1の値で割る
^(キャレット) べき乗 C7^2 C7の値を2乗する
%(パーセント) パーセント指定 A1*80% A1の値に80%(0.8)を掛ける

 

 

 

比較演算子
= 等しい A1=B1 A1の値とB1の値が等しければTRUE、そうでなければFALSEとなる
<> 等しくない A1<>B1 A1の値とB1の値が等しくなければTRUE、そうでなければFALSEとなる
> より大きい A1>B1 A1の値がB1の値より大きければTRUE、そうでなければFALSEとなる
< より小さい A1<B1 A1の値がB1の値より小さければTRUE、そうでなければFALSEとなる
>= 以上 A1>=B1 A1の値がB1の値以上であればTRUE、そうでなければFALSEとなる
<= 以下 A1<=B1 A1の値がB1の値以下であればTRUE、そうでなければFALSEとなる

・比較演算子を検索条件に指定する場合は、文字列を指定するときと同様に””で囲む必要があります。(例:=SUM(B2:B6)/COUNTIF(B2:B6,”<>0″) )

 

 

 

 

文字列演算子
&(アンパサンド) 連結 “できる”&E4 E4に「シリーズ」という文字列が入力されていれば、「できるシリーズ」という文字列になる
参照演算子
:(コロン) セル範囲 A1:B10 A1とB10の間にあるすべてのセル、つまりA1〜A10およびB1〜B10が指定される
,(カンマ) セル範囲の複数指定 A1:B10,D1:D10 A1とB10の間にあるすべてのセルと、D1とD10の間にあるすべてのセル、つまりA1〜A10、B1〜B10、D1〜D10が指定される
(半角空白) セル範囲の共通部分 A1:B4 B2:C5 A1とB4との間にあるすべてのセルと、B2とC5との間にあるすべてのセルの重複する部分、つまりB2〜B4の範囲が指定される

 

<演算子例>

算術演算子

内容(セルへの入力例) 結果
+ (プラス記号) 加算 (=7+7) 14
- (マイナス記号) 減算 (=7-7) 0
* (アスタリスク) 乗算 (=7*7) 49
/ (スラッシュ) 割算 (=7/7) 1
% (パーセント記号) パーセント (7%) 0.07
 ^ (キャレット) べき算 (=7^7) 823543

比較演算子

内容(セルへの入力例) 結果
= (等号) 右辺と左辺が等しい (=12=12) TRUE
> (~より大きい) 左辺が右辺より大きい (=12>12) FALSE
< (~より小さい) 左辺が右辺より小さい (=12<12) FALSE
>= (~以上) 左辺が右辺以上 (=12>=12) TRUE
<= (~以下) 左辺が右辺以下 (=12<=12) TRUE
<> (不等号) 左辺と右辺が等しくない (=12<>12) FALSE

文字列演算子

内容(セルへの入力例) 結果
& (アンパサンド) 文字列の結合/連結 (=”資金”&”調達”) 資金調達

参照演算子

内容(セルへの入力例) 結果
: (コロン) セル範囲の参照演算子 ( =A1:A3) A1 A2 A3のセルを参照
,(カンマ) 複数選択の参照演算子 ( =A1,A3) A1 A3のセルを参照
 (スペース) 共通部分を示す参照演算子 ( =D2:D4 C3:D3 ) D2:D4 C3:D3を参照