予定表(縦)

 

縦型予定表ではA2セルを変更すると、その日から始まるカレンダーが自動表示されるように数式で工夫する。祝日の名称表示や土日と祝日の色分けも自動で行わせる。

 

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2014年の祝日とその名称を入力する。予定表は別シートにつくるので、このシートには祝日と名前をつける。そうしたらセル範囲に名前を付ける。祝日と名称のセル範囲(項目名)は含まないを選択。名前ボックスをクリックし、「祝日と名称」と上書き入力してエンターキーを押し、名前を確定する。同様に日付データの範囲だけを選択して祝日一覧と名付ける。こちらは予定表を作る時に利用する。

 

別シートの1行目に項目名、A2セルに2014/4/25と入力。A3セルに=A2+1の数式を入力し、ドラッグする(1をどんどん足して翌日にしている)。

 

日付全体を選択し、ホームタブ→数値右下ボタン→左側でユーザー定義を選び、種類欄に「m/d aaa(月/日 曜日)」(半角スペース入れる)と直接入力。aaaは1文字の曜日を表示する指定であり、aaaaだと3文字表記の曜日になる(日付データはユーザー定義として見た目だけ変えることができる)。

 

イフエラー関数とブイルックアップ関数を使って祝日の名称を表示する。

B2セルに =IFERROR(VLOOKUP(A2,祝日と名称,2,FALSE),””) と入力する。その後数式をドラッグすれば祝日シートから検索値の値を引っ張ってこれる。そして祝日の文字を赤にする。

 

WEEKDAY関数を使って、土曜日を自動的に青色にする

罫線などで体裁を整えたら日付の範囲を選択し、ホームタブの条件付き書式からルールの管理を選ぶ。なお、祝日の名称(B列)は常に空欄もしくは赤文字なので条件付き書式にて細工は不要です。

WEEKDAY関数とは

日曜~土曜に応じて1~7の値を返す。結果が7なら土曜日という判定となる。条件付き書式の新規ルールでA2が7(土曜日の値)であったらフォントを青くする。

・条件付き書式ルールの管理画面が開いたら新規ルール→数式を利用して、書式設定するセルを決定→数式に=WEEKDAY(A2)=7 と入力。

・書式をクリック→フォントを青にしてOKで適用される。

 

OR関数とWEEKDAY関数を使って日曜と祝日を自動的に赤にする

新規ルールを押して、数式を使用して書式設定するとセルを決定→=OR(WEEKDAY(A2)=1,B2<>””) と入力→書式を押し、フォントを赤にする。

OR関数とは

OR関数は引数のいずれかが真なら真を返す関数。「A2セルが日知用(WEEKDAY関数の結果が1)もしくは「B2セルが空白以外(祝日が表示されている)」の場合に書式が適用される。<>は等しくないという意味の比較演算子

 

=OR(WEEKDAY(A2)=1,B2<>””)

B2<>””=B2空欄(””)と等しくなければ(<>)という意味。