パスファインダーパネル

■パスファインダー(パスファインダーパネルの下半分)■
基本は重なった複数のオブジェクトを分割(刈り込み・合流・切り抜き・アウトライン・背面オブジェクトで型抜き)させる。パスごとに分割されたりするのでパスが基準になる。
分割されたオブジェクトはグループ化される。

▲刈り込み▲
合成後に同じ色のオブジェクトが合体しない。
例・・刈り込みで不要部分カットする(前面オブジェクトの下にある余分なオブジェクトの一部やアンカーポイントを刈り込みにより削除できる=下のものがすべて消える)。

▲合流▲
合成後に同じ色のオブジェクトが合体する。

※パスファインダーパネルのパスファインダーでは複合シェイプは作成できないため合成後元に戻す可能性があれば効果メニューのパスファインダーを使う。

■形状モード■
パスファインダーパネルの形状モードを使うと重なったオブジェクトから新しいオブジェクトを作成できる。

▲通常の合成▲
選択ツールでオブジェクト全体を選択。パスファインダーパネルの合体をクリックするとオブジェクトが合成できる。

▲複合シェイプ▲
通常の合成の動作をオルトキーを押しながら行うと複合シェイプとなる。複合シェイプとは見た目は合成されているが合成前のオブジェクトは
保存されています。個別のオブジェクトを後から編集したい場合や、合成し一部分を編集後元に戻したいときに使用(ダイレクト選択ツールで個々のオブジェクトを選択しドラッグすると
その一部オブジェクトのみ編集できる)。効果メニューのパスファインダーも同様に複合シェイプできる。

・複合シェイプを解除するにはパネルメニューの複合シェイプを解除を選びます=編集した部分はそのままに最初のように別々のオブジェクトごとになる。

・パネルメニューの複合シェイプの拡張を選ぶかパスファインダーパネルの拡張を押すとひとつのオブジェクトに変換される(編集したオブジェクトの色で一つのオブジェクトとして統合)=編集したオブジェクトが拡張
され編集オブジェクトのみオブジェクトになる。

基本的な流れは・・・
①そのまま単純に合体(型抜き・交差・中窓)であればオルトキー押さずに形状モードで選択。
②合体後一部を編集したいのであればオルトキーを押しながら形状モード選択。→ダイレクト選択ツールで一部分を編集。
③最初のような別々のオブジェクトにしたいのであれば複合シェイプの解除。編集したオブジェクト一つのみとしたい場合は拡張する。