Google AdWordsキーワードプランナーの使い方~クリック数と見積金額の予測方法

Google AdWordsが用意していますキーワードプランナーを使いますと、入札が多くされているキーワードや、そのキーワードとからめた別のキーワードなどがわかります。そのことで、だいたいの予算感を推し量ることができます。キーワード発想を広げるときに、とても役立つツールです。

本記事で学ぶ内容

・Google AdWordsキーワードプランナーを使い、競合の広告予算の調べ方が理解できる。
・Google AdWordsキーワードプランナーを使い、できることが理解できる。
・Google AdWordsキーワードプランナーを使って算出した見積額の見方が理解できる。

Google検索での、キーワード規模を知りたい。

そう考える広告担当者はGoogle AdWordsキーワードプランナー(AdWords利用者なら無料で使えます)を使いましょう。競合がAdWords広告で設定している広告予算を予測できたり、キーワードの検索規模がわかったりなど、とても便利なツールです。

本記事では、GoogleAdWordsキーワードプランナーを使って、広告出稿時の予算を算出する方法を解説します。

キーワードプランナーを使ってクリック単価・広告予算を見る手順

Step1 GoogleAdWordsキーワードプランナーにログイン

1.Google AdWordsキーワードプランナーにアクセスして、ログインします。
2.画面上方の「運用ツール」メニューから、「キーワードプランナー」をクリックします。

参考リンクGoogleAdWordsキーワードプランナー

Step2 キーワードのトラフィックの見積り

1.メニューの上から3つ目の「キーワードのトラフィックの見積を取得」をクリックします。※トラフィックとは流通量。

Step3 キーワードを見積もる

オプション1の欄に調べたいキーワードを入力し、「見積もりを取得」をクリックします。

Step4 上限クリック単価の設定

1.上限クリック単価を基に表示されたグラフのなかから、1つ選んでクリックします。
2.すると、平均クリック単価などが確認できます。

GoogleAdWordsキーワードプランナーの見積額は正確ではない?!

GoogleAdWordsキーワードプランナーは広告出稿前に「平均クリック単価」と「1日あたりの費用」を確認できるとても便利なツールです。ただし、この金額はあくまで目安です。

想定金額との差が出ることが知られています。とくにつぎの2つのケースでは、見積額と実際の金額に差が出やすいケースが多いようです。

・アカウントを作成して間もない場合
・検索数の少ないキーワードを狙う場合

アカウントを作成して間もない場合

「平均クリック単価」と「1日あたりの費用」は、ログインしているアカウントに蓄積された情報と他の広告主のデータの平均をもとに割り出されます。

そのため、アカウント作成後間もない場合「アカウントに蓄積された情報」がなく、他の広告主のデータのみを参考に金額を出てしまうためです。

検索数の少ないキーワードを狙う場合

検索数の少ないキーワードの場合、今までの統計データが少ないため、正確な見積額が出せません。

 

まとめ

GoogleAdWordsキーワードプランナーを使えば、広告出稿前に競合が設定している入札単価・広告予算を予測できます。

ただしあくまでこのデータは目安ですので過信しないように注意しましょう。

ここがポイント

・GoogleAdWordsキーワードプランナーを使えば、競合の広告予算を予測できる。
・GoogleAdWordsキーワードプランナーはあくまで目安の数字として見る。
・「アカウント作成してから間もない」「ニッチなキーワードを狙っている」場合は特に金額のブレが多いので注意。