お祝い文

相手の祝辞を素直に喜び、気持ちを伝える

<シチュエーションと目的>

  • 1、仕事上の関係をさらに良好なものにするため、お祝いを伝える
  • 2、祝い事は素直な気持ちを丁寧な言葉で表す
  • 3、仕事上の祝い事は、頻繁に起こることではないのでタイミングを逃さないようにする

<マナートポイント>

  • 1、祝辞は送るタイミングを逃さず、情報が確実であるとわかったらすぐに出すようにする
  • 2、祝辞には「忌み言葉」は絶対に使用してはならない
  • 3、昇進や栄転の場合は、相手の健康を気遣う言葉を入れると好印象になる
  • 4、今後の活躍を期待する言葉と共に、これまでの相手の努力や苦労を労り、褒めるように心がける
  • 5、祝賀の文書はタイミングが大切。記念式典の招待状を受け取った場合は、なるべく早く祝賀状を送る

 

お祝い文サンプル01<社長の就任のお祝い>

  • ・いくら親しい間柄の相手にも、社長就任のお祝いメールで送らないように。
  • ・誠意ある言葉で、相手を褒める
  • ・相手の今後の活躍に期待し、同時に発展を願う
  • ・相手の体調を気遣う言葉を付け加えると好印象に
  • ・(書き換え表現)ご笑納いただければ幸いに存じます。

 


 

お祝い文サンプル02<支店開設のお祝い>

  • ・相手の発展を心からお祝いし、こちらも微力ながら今後のさらなる活躍の一助ができればという気持ちを伝える
  • ・(書き換え表現)誠に喜ばしく心からお祝い申し上げます
  • ・(書き換え表現)なお一層のご繁栄
  • ・相手の発展を願うとともに、こちらの誠意も伝える
  • ・(書き換え表現)厳しい国内情勢のなかで、積極的に事業を展開しておられることに、心から感服いたしております。/目をみはるばかりのご発展ぶりに心より敬意を表す次第でございます。

 


 

お祝い文サンプル03<昇進のお祝い>

拝啓 早春の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。

さて、このたびは営業部長にご昇進されたとのこと、誠におめでとうございます。これもひとえに、佐藤様の卓越した能力とお仕事に対する情熱の賜物と存じます。

かかるうえは、ご自愛の上、さらなるご確約とご発展をお祈りいたしますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

まずは略儀ながら書中をもってお祝い申し上げます。                      敬具

・栄転や昇進によって責任も増す。相手を気遣う一文を入れると好印象

・相手の体調を気遣いながら、今後の関係もさらに良好になるようお願いする