使える言葉集・使用例など

 

 

よくある重ね言葉と改善例

 

①漢字にすると重なりが見える言葉

予め予定する→予定する 古の昔→古・昔 未だ未完成→未完成 色が変色する→変色する 沿岸沿い→沿岸 加工を加える→加工する 犯罪を犯す→罪を犯す 被害を被る→害を被る 専ら専念する→専念する

②意味を考えると重なりがわかる言葉

  • ●頭を項垂れる(項は首の後ろの部分)→項垂れる
  • ●後ろから羽交い絞めにする(羽交い絞めは背後からするもの)→羽交い絞めにする
  • ●お体ご自愛ください(自愛は自分の健康状態に気をつけること)→ご自愛ください
  • ●思いがけないハプニング(ハプニングは思いがけない出来事)→ハプニング
  • ●元旦の朝に(元旦=1月1日の朝)→元旦に
  • ●急に卒倒する(卒倒は突然倒れること)→卒倒する
  • ●最後の追い込みに入る(追い込みは最終段階でがんばること)→追い込みに入る
  • ●辞意の意向を表明する(辞意はやめたいとの気持ち)→辞意を表明する
  • ●射程距離が長い(射程は弾丸が届く最大距離のこと)→射程が長い
  • ●従来から(従来は以前からの意味)→従来
  • ●すべて一任する(一任はすべてを任せること)→一任する
  • ●製造メーカー(メーカー=製造業者)→製造業者・メーカー
  • ●雪辱を晴らす(すすぐは恥や汚名を消すこと)→雪辱する
  • ●そもそもの発端(そもそもとは発端のこと)→発端
  • ●第5番目(第と目が重なる)→第5番・5番目
  • ●次の後継者(後継者は次を継ぐ人)→後継者
  • ●捺印を押す(捺はオスの意味)→捺印する
  • ●はっきり断言する(断にはっきりの意が含まれる)→断言する
  • ●まず第一に(まずはほかより先にの意味)→まず・第一に
  • ●○○より以上に(以上はそれより上の意)→○○以上に
  • ●約30分ほど(約とほどが重なる)→約30分・30分ほど

 

(注意すべき・乱用しない)カタカナ語一覧

 

カタカナ語 日本語訳 カタカナ語 日本語訳
アーカイブ 保存記録 アウトソーシング 外部委託
アカウンタビリティー 説明責任 アセスメント 影響評価
アメニティー 快適環境 イニシアチブ 主導権
イノベーション 技術革新/経営革新 インスピレーション ひらめき
インターシップ 体験就業 エンフォースメント 法執行
ガイドライン 指針 グランドデザイン 全体構想
コンセプト 概念・考え コンセンサス 合意
コンテンツ 内容 コンプライアンス 法令順守
スペック 仕様書 セキュリティー 安全性
セクター 部門 パートナーシップ 協力関係
バリアフリー 障壁なし マニフェスト 声明書・宣言書
モチベーション 動機付け モラルハザード 倫理崩壊
ユニバーサルサービス 全国均一サービス ワークショップ 参加型講習会

 

 

この名詞は、この数え方

<衣類>

洋服→着・枚 スーツ→組・揃い オーバー→着 エプロン→枚・掛け 着物→枚 帯→本・枚・筋 羽織→枚 はかま→枚・具 靴・靴下・下駄・足袋→足 ネクタイ→本 手袋→双・組

<食事>

食事→膳・食 とっくり酒・ビンビール→本 酒席→席 うどん→玉、丁 ざるそば→枚 豆腐→丁 海苔→枚・帖 茶→服 茶器→席・組 折りつめ→折 重箱→重・組

<住居>

家→戸・軒・棟 マンション→棟・戸 畳→枚・畳 建具→本・枚・面 ふすま→枚 敷物→枚 額→面・架 のれん→枚・張 ずだれ→枚 掛け軸→幅・軸・対 巻物→軸・巻 鏡→面 桶→本 ふとん→枚・組・重・揃 ベッド→台 枕→基・個

<道具類>

うちわ・扇子→本 櫛→枚・本 傘→本 そろばん→台・挺 ピアノ→台 バイオリン→挺・丁 琵琶→面 三味線→挺 太鼓→面 アイロン→台 電話→台 墨→本・挺・丁 筆→本・管・茎 はさみ・のこぎり→本・挺・丁 包丁→本・挺・丁 まな板→枚

<神仏>

遺骨・遺体→体 位牌→柱 棺・墓→基 神社→社 仏像→体・尊・基・駆 寺→軒・寺・宇 数珠→巻・本・連

<その他>

映画→本・巻 演芸→席 出し物・番組→本 碁・将棋の勝負→局・番 相撲→番 野球→戦 将棋の駒→枚 碁石→子・目 花→本・輪 木→本・株 麻雀パイ→枚

 

 

表現・表記の基本ルール(原稿用紙)

以下は原稿用紙を用いる場合の基本ルールです。ワープロも同様です。

①文章は複数の段落で構成される。各段落の最初は1マスあける。

②文字は1マスに1字入れる(拗音<ゃ・ゅ・ょ>)促音<っ>も同様)。以下に挙げた記号も、1マスに1記号を入れる。

。 、 「 」 ( ) < > ” = ・ ? ! - /

③文末に疑問符(?)、感嘆符(!)があり、次に文が続く場合は、間を1マス空ける。

だろうか? こんな疑問がふと許せない! 彼は急に怒りだし・・・ →それぞれ後ろを1マス空ける

④ダッシュ・長棒、リーダー・点線は2マスを使う。リーダーの点は1マスに三つ打つ。

⑤行頭に句読点やかっこ類に閉じるなど、つまり止めたり終わらせたりする記号が来てしまうときには、前の行末の文字と同じマスにそれらを書き込む。同様に、行末にかっこ類の開くなどが来るときには、次の行頭の文字を同じマスに書き込む。

(例) 年) 「富 る。 と、 →これらが文末に来る場合、それぞれ同じマスに書く

⑥数字は、縦書きには原則として漢数字(○、一、二)などを用い、単位語は4けたごとにつける(例五三兆四二七八億五五○○万)。横書きには、数量的な意味をもつときに算用数字を用い(4,5キロ、38歳)、和語(一つ、二つ)、固有名詞(八ヶ岳、六本木)、単語や熟語(一般的、二束三文)、概数数字(数百年)は漢数字を用いる。

⑦ローマ字は1マスに、大文字は1字、小文字は2字入れる。算用数字は1マスに2字が原則。コンマなどは半角で。

(例) Y ok oh am a  、 地上 63 4 メートル

 

書き終えた後にすること

文章を書き終えた後には推敲をします。

  • ①ワープロ書きはプリントアウトする
  • ②誤字・脱字(特に固有名詞に注意)、表記ルールの違反はないか。
  • ③句読点は正しく打たれているか
  • ④漢字にすべき言葉をきとんと漢字にしているか
  • ⑤漢字とひらがなの使いわけがきちんとできているか
  • ⑥文体(形体・常体)は統一されているか
  • ⑦言葉・表現のレベルを読み手に合わせているか
  • ⑧口語、俗語、仲間内の言葉などが混ざっていないか
  • ⑨難解な専門用語に説明がつけられているか
  • ⑩カタカナ語、疑問符(?)、や感嘆詞(!)が乱用されていないか
  • ⑪想定されて字数、制限字数に収まっているか
  • ⑫主部と述部がねじれをおこしていないか
  • ⑬複数の修飾語、修飾句がある場合、語句の位置は適切か
  • ⑭段落分けを、中心話題がかわるごとにきちんとしているか
  • ⑮声をだして読んでひっかかる所はないか(そこが要修正箇所だ)
  • ⑯伝えたい内容がきちんと伝わるか
  • ⑰中心論点とそれに対する主張は明快か。主張を強い客観的根拠が支えているか
  • ⑱他者の眼で見よう。可能なら、時間をおいて見直そう。他の人にみてもらう。
  • ⑲全体の整合性を再点検しよう

 

 

同音同訓異義語一覧

<あ行>

  • ●あける
  • ・夜が明ける(時間的な経過を伴う)
  • ・窓を開ける(物理的な遮物を取り除く)
  • ・部屋を空ける(空間をつくる)
  • ●あげる
  • ・ピアノを2階へ上げる(高い方へ動かす)
  • ・例を挙げる(出す・起こす)
  • ・国旗を掲げる(掲げる)
  • ●あつい
  • ・9月になっても暑い(気温が高すぎる)
  • ・熱い試合になった(気持ちが高ぶる)
  • ・掛布団がかなり厚い(ものの厚みがある)
  • ・信頼が篤い(情がこもっている)
  • ●あやまる
  • ・彼は言い過ぎたことを謝った(詫びる)
  • ・計算が誤っていた(間違える)
  • ●あらい
  • ・粗い見積もり(大雑把な)
  • ・人使いが荒い(乱暴である)
  • ●あらわす
  • ・株価の推移をグラフで表す(表示する)
  • ・社長が姿を現す(出現する)
  • ・功績を表彰によって顕す(進行などを示す)
  • ●いぎ
  • ・異議を唱える(反対意見)
  • ・この仕事にもつ意義は大きい(物の価値)
  • ●いし
  • ・利益を得る意思はなかった(考え・気持ち)
  • ・強い意志をもって遂行する(積極的な心)
  • ●いじょう
  • ・夏の暑さを異常だった(正常でない状態)
  • ・部屋は異状を呈していた(目に見えて平常と違う状態)
  • ・予算権限を委譲する(権限を下のものへ譲り任せること)
  • ・取引先に移譲した(権限などを他へ渡すこと)
  • ●いどう
  • ・飛行機で移動する(場所が移り動くこと)
  • ・彼は法務部門へ異動した(地位や職務が変わること)
  • ・前回との異同を整理する(違い)
  • ●いりゅう
  • ・辞意を慰留した(やめようとする人を留まらせること)
  • ・遺留品は倉庫に保管してある(置き忘れ・死後に残すこと)
  • ●いんたい
  • ・現役を引退した(職・地位から身を引くこと)
  • ・地方に隠退した(社会活動をやめ、静かに暮らすこと)
  • ●うかがう
  • ・ご都合を伺います(聞く・たずねるの謙譲語)
  • ・こちらの様子を窺う(ひそかにのぞくこと)
  • ●うたう
  • ・カラオケで歌う
  • ・社訓は社会貢献を謳っている(強調して言う・言い立てる)
  • ●うむ
  • ・次のビジネスチャンスを生んだ(世に出てくる)
  • ・鶏が卵を産む(母体から外に出る)
  • ●おかす
  • ・プライバシーを侵す(権利・権限を損なう)
  • ・危険を冒して進む(無理なことをする)
  • ・法を犯す(違反する)
  • ●おこす
  • ・身体を起した(横になっているものを立てる)
  • ・新会社を興す(物事を始める)
  • ●おさえる
  • ・上から押さえる(力を加えて止める)
  • ・怒りを抑える(抑制する)
  • ●おじ
  • ・叔父(父母の弟)
  • ・伯父(父母の兄)
  • ・小父(年長者の親しみを込めた呼び方)
  • ●おんじょう
  • ・温情をかけていただいた(思いやりのあるやさしい心)
  • ・師の恩情に報いる(情け深い心)

 

<か行>

  • ●かいてい
  • ・書籍を改訂する(書物の内容などを改め直すこと)
  • ・公共料金を改定する(規則などを決めなおす)
  • ●かいとう
  • ・回答が遅れている(質問・照会への返答)
  • ・解答をチェックする(訪問や疑問を解いた答え)
  • ●かいほう
  • ・校庭が開放される(出入りを自由にする)
  • ・人質が解放された(束縛をなくして自由にさせること)
  • ●かえる
  • ・政府は経済政策を変えたようだ(以前と違う状態にする)
  • ・経営不振を招いた社長を代える(別の者がその役をする)
  • ・切れた電球を換える(とりかえる)
  • ・私の命に替えても子供を守りたい(~と引き換えにする)
  • ●かくしん
  • ・ものごとの核心を突く(ものごとの中心)
  • ・確信を得る(硬く信じて疑わない)
  • ●かたい
  • ・ダイヤモンドは最も硬い鉱物だ(外からの力に対して形が変わらない)
  • ・彼が次の社長になるのは堅い(確か)
  • ・固い絆(強くて壊れない、融通がきかない)
  • ●かたまり
  • ・塩の固まり(集まって一つになったもの)
  • ・欲の塊(比喩的に性向などが極端なこと)
  • ●かてい
  • ・破たんに至った過程(順序・経過)
  • ・研修の課程を修了する(学習範囲・内容)
  • ●かなう
  • ・夢が叶う(望んだとおりになる)
  • ・条件に適う(当てはまる)
  • ・彼女の計算能力に適う人はいない(対抗できる)
  • ●かねつ
  • ・水を加熱する(熱を使って加工・処理すること)
  • ・議論が過熱する(度を越して熱くなること)
  • ●かん
  • ・そこまでやるのは行き過ぎの感が否めない(感じ)
  • ・長年の業務経験で培った勘は頼りになる(直感・第六感)
  • ・彼とは価値観が合う(ものの見方)
  • ●かんし
  • ・行動を監視する(注意して見張ること)
  • ・衆人環境の中(多くの人が取り巻いてみていること)
  • ●かんしょう
  • ・写真展を鑑賞する(芸術作品を理解し味わうこと)
  • ・観賞用植物(自然や風物を眺め楽しむこと)
  • ●かんしん
  • ・熱心さに感心する(心に深く感じること)
  • ・業界の動向に関心をもつ(気にかかる・興味)
  • ・役員の歓心を得る(うれしく思う心)
  • ●きかい
  • ・工場に新しい製造機械を導入する(動力で仕事をする装置)
  • ・運動能力を測定するための器械(機械より小型な装置や建具)
  • ●きく
  • ・悪い噂を聞いた(自然と耳に入る)
  • ・ジャズの新譜を聴く(意識して聞く)
  • ・駅までの道を訊かれた(尋ねる)
  • ・この薬は良く効く(効果がある)
  • ・部長に口を利いてもらう(口を利くで世話をする)
  • ●きこう
  • ・温暖な気候(長期間の平均的な気温や気象の状態)
  • ・季候にあった挨拶(季節の移ろいとともに変化する気象)
  • ●きじゅん
  • ・年初の為替レートを基準とする(目安)
  • ・彼の行動を規準とする(規範・手本)
  • ●きせい
  • ・既成観念にとらわれない(すでにできあがっていること)
  • ・既製の服ではサイズが合わない(製品として、すでにできあがっていること)
  • ●きてい
  • ・規定の演技(ものごとを一定の形に定めること)
  • ・規程に違反した(一定の目的用に作られた決まり)
  • ●きばん
  • ・生活の基盤が固まった(土台)
  • ・無数の基板が組み込まれている(電子部品を組み込むプリント板)
  • ●きゅうめい
  • ・法廷で糾明される(不正を明らかにすること)
  • ・縄文時代の食文化が究明された(物事の真理や原因を明らかにすること)
  • ●きょうい
  • ・驚異的な記録(驚くべきこと)
  • ・自然の脅威(恐ろしさ)
  • ●きょうこう
  • ・採決が強行された(無理をそして強引に行動すること)
  • ・強硬な姿勢を崩さない(自分の主張を強く押し通そうとするさま)
  • ●きょうどう
  • ・トイレは共同で使う(二人以上で一緒にやること)
  • ・大学と協同で研究に乗り出した(力を合わせてかかわること)
  • ●きゅうゆう
  • ・同じ目的を共有している(共同での所有)
  • ・人間として当然の権利を共有している(生まれながらにして、もっていること)
  • ●くじゅう
  • ・苦渋の決断(苦しみ悩むこと)
  • ・苦汁をなめた(つらい経験やいやな思い)
  • ●けいたい
  • ・新しい連立政権の形態を模索する(ありさま)
  • ・人間の耳の形体は複雑に進化した(形)
  • ●けっさい
  • ・決裁は役員が行う(権限をもつ人が可否を決めること)
  • ・クレジットカードで決済した(支払いをすませ売買取引を終えること)
  • ●こうい
  • ・好意的な対応(親愛感)
  • ・取引先のご厚意(親切心)
  • ●こうえん
  • ・金メダリストの講演を聴く(専門家による講義)
  • ・歌舞伎の公演(演劇・演奏を公にやること)
  • ・落語の口演(口で語る演芸)
  • ●こうかん
  • ・名詞を交換する(とりかえる・やりとりすること)
  • ・新入社員の交歓会が開かれた(喜びを分かち合うこと)
  • ●こうしょう
  • ・契約の有効性が公証されている(公に証明する事)
  • ・当時の衣服などの考証(昔の物事の実態を明らかにすること)
  • ・この文化は口承されている(口から口へ伝えられること)
  • ●こうせい
  • ・決算書類の誤りを更正する(誤りを正しくすること)
  • ・どんな犯罪者でも更生の可能性はある(元の良い状態にすること)
  • ・公正な審査を経る(平等で誤りがないこと)
  • ●こえる
  • ・定員を超える人員(ある基準・数値を上回る)
  • ・19時を超える(ある場所・時間を過ぎる)

 

<さ行>

  • ●さいご
  • ・最後の一人(一番後・終わり)
  • ・彼の最後は立派だった(死に際)
  • ●さいしょう
  • ・世界最小の電気部品(一番小さいこと)
  • ・最小で2名の申込(一番すくないこと)
  • ●さいせい
  • ・樹木が再生した(生き返ること)
  • ・ペットボトルから再製した衣類(製品や廃品を別の製品に作りなおすこと)
  • ●さがす
  • ・欲しい名画を探す(欲しいもの・まだ手に入れていないもの)
  • ・犯人を捜すてがかり(失ったもの・見えていないもの)
  • ●さくせい
  • ・新しい経営計画の作成(文書・図表・計画を作ること)
  • ・プラモデルの飛行機を作製した(製品を作ること)
  • ●じき
  • ・そろそろ一人立ちの時期だ(ある幅をもった時)
  • ・スキーの時季(季節)
  • ・時機を見計らう(ちょうど良い機会)
  • ●しこう
  • ・彼は上昇志向が強い(意識がある方向を目指すこと)
  • ・このマイクは指向性が弱い(ある目的・方向に向うこと)
  • ●じったい
  • ・貧困国の庶民の生活実態(状態)
  • ・組織の実体の探る(本質や本体)
  • ●じてん
  • ・英和辞典を購入する(言葉)
  • ・子供の頃は百科事典が好きだった(事物)
  • ●じにん
  • ・彼は自ら社長の後継者を自任している(自負すること)
  • ・社長は失敗を自認した(自分で認めること)
  • ●しのぶ
  • ・この場面を耐え忍ぶ(じっと我慢する)
  • ・分かり頃の父を偲ぶ(懐かしく思い出す)
  • ●しめる
  • ・ドアを閉める(空いているものを閉じる)
  • ・手綱を締める(きつくする)
  • ・首を絞める(手やひもで圧迫する)
  • ●じゃっかん
  • ・若干の疑問がある(少し)
  • ・弱冠二十で優勝した(二十の異称)
  • ●しゅうしゅう
  • ・トラブルを収拾した(混乱を収めること)
  • ・記念切手の収集(特定のものを集めること)
  • ●しゅうせい
  • ・誤っていた個所を修正した(誤りなどを直すこと)
  • ・写真を修整する(原版に手を加えて整えなおす)
  • ●しゅうとく
  • ・ゴルフのスイングを習得できた(学問・技術ならって身に着けること)
  • ・単位を修得した(学業を履修し修了すること)
  • ●しゅうりょう
  • ・研修過程を修了した(学業の課程などを学び終えること)
  • ・開発期間が終了する(終えること)
  • ●しょくりょう
  • ・食料の買い出しに行く(食物全般)
  • ・食糧支援を行う(主植物)
  • ●しょよう
  • ・駅までの所要時間(物事を行う際に必要とするもの)
  • ・所用があって間に合わない(用事や用件)
  • ●しんにゅう
  • ・不法に侵入してきた(禁止の場所に勝手に入ること)
  • ・海水が浸入した(水が流れこんでくること)
  • ●せいかく
  • ・より正確な数字を出す(確実で間違いないこと)
  • ・遺跡を精確に調査する(精密で確かなこと)
  • ●せいけい
  • ・石造を成形する(形を作る)
  • ・部品を成型する(型にはめて形を作ること)
  • ・骨折で成形外科に通う(形を整え正常にすること)
  • ●せいこう
  • ・彼は人を小ばかにする性向がある(気質)
  • ・弟は性行不良で指導を受けた(日常の行い)
  • ●せいさく
  • ・折り紙で紙飛行機を制作した(物品を作ること)
  • ・壁画を制作する(芸術作品を作ること)
  • ●せいさん
  • ・乗り越し運賃を精算する(金額などを細かく計算すること)
  • ・会社を清算する(関係や事柄に始末をつけること)
  • ・成算が成り立たない(上手くいく見通し)
  • ●せいし
  • ・物体が静止している(動かないさま)
  • ・制止を振り切った(押しとめること)
  • ●せいちょう
  • ・成長を遂げる(大きく発展すること・心や体が育つこと)
  • ・アサガオの生長記録(植物が育つこと)
  • ●そうぞう
  • ・かつては宇宙旅行なんて想像するしかなかった(心に描くこと)
  • ・新しい市場を創造した(初めて作り出すこと)

 

<た行>

  • ●たいしょう
  • ・新入社員を対象とした健康診断(目当て・目標)
  • ・左右対称となる(二つのものが向かい合っていること)
  • ・両親の性格が対照的だ(照らし合わせて比べること・違いが際立つこと
  • ●たいせい
  • ・オーナー一族が経営を握る体制(社会・組織の仕組み)
  • ・体勢を立て直す(体の構え)
  • ・総動員する態勢(状況や物事に対する身構え9
  • ・もう試合の大勢は決している(大方の形勢)
  • ●ただす
  • ・姿勢を正す(乱れを直す・間違いを直す)
  • ・経営方針を問い質す(納得いくまで質問して確かめる)
  • ・違法行為を糾す(真偽や是非をはっきりさせる)
  • ●ついきゅう
  • ・食の安全を追求する(追い求めること)
  • ・失敗の責任を追及する(物事を問い質し追い詰めること)
  • ・社会貢献のあり方を追究する(学問的に深く調べ明らかにすること)
  • ●つとめる
  • ・父は自治会長を務めている(任務)
  • ・妻は食品メーカーに勤めている(勤務する)
  • ・経費を削減するよう努める(努力する)
  • ●ていおん
  • ・この食品は低温で保存する(低い温度)
  • ・この倉庫は低温に保たれている(一定の温度)
  • ●てきかく
  • ・課長からの指摘は的確だ(本質をついて正確なこと)
  • ・彼はその職務に適格とはいえない(資格にかなっていること)
  • ●てきせい
  • ・適正な業務の執行を求める(ほどよく正しいこと)
  • ・社員の適正に見合った配属(性質や能力が適していること)
  • ●でんき
  • ・電気を節約する(エネルギーの携帯)
  • ・電器は正しく使わないと事故を起こす(電化製品の総称)
  • ・電機メーカーに就職した(電気を使う大型機械の総称)
  • ●でんどう
  • ・キリスト教を伝道する(教義を伝え広めること)
  • ・熱伝導の性質(熱や電気が物体内で移動すること)
  • ・電動マッサージ機を購入(電気によって動くこと)
  • ●てんぷ
  • ・領収証を添付する(書類に資料などを添えること)
  • ・封筒に切手を貼付する(貼り付けること)
  • ●どうし
  • ・同級生同士が仲良くしていた(同じ種類の仲間や人)
  • ・同志を募る(同じ主義・主張を持つ人)
  • ●とくい
  • ・わたしはギターが得意だ(巧みなこと)
  • ・彼は特異な性格の持ち主(特に違っていること・すぐれていること)
  • ●とくちょう
  • ・この機械は簡単に使えないのが特長だ(利点)
  • ・彼の顔は大きなほくろが特徴だ(目立つポイント)
  • ●ととのえる
  • ・風で乱れた髪を整える(乱れたものを整える)
  • ・塩とこしょうで味を調える(調整する)
  • ●とる
  • ・荷物を取る(手に持つ)
  • ・カブトムシを捕る(動物などをつかまえる)
  • ・貧血気味なので鉄分を摂る(摂取する)
  • ・きのこを採る(選び取る・つかみ取る)
  • ・電車の中で財布を盗られた(盗む)

 

 

<な行>

  • ●ならう
  • ・祖父から習字を習う(教えを受ける)
  • ・トラブルの処理は前例に倣う(同じようにする)
  • ●なれる
  • ・東京の人ごみにも慣れた(繰り返して常になる)
  • ・うちの犬は妻によく馴れている(なじんで親しくなる)
  • ●におい
  • ・さんまの匂い(嗅覚に感じる刺激と香り)
  • ・どぶ川の臭い(嗅覚に感じるいやな臭い)
  • ●のびる
  • ・身長が10センチも伸びた(ものの長さ・高さ・広がり)
  • ・会議は3日後に延びた(時間が長引く)

 

<は行>

  • ●はいふ
  • ・会議資料を配付する(特定少数に配る)
  • ・チラシを配布する(不特定多数に配る)
  • ●はかる
  • ・問題の解決を図る(企図する)
  • ・時間を図る(数・時間・温度を調べる)
  • ・距離を測る(長さ・面積・深さなどを調べる)
  • ・理事会に人事を語る(相談する)
  • ・悪事を謀る(たくらむ・だます)
  • ●はやい
  • ・出社時刻がいつもより早い(時刻や時期が基準よりはやい)
  • ・彼ははしるのが速い(スピードがはやい)
  • ●はんめん
  • ・明るい反面、わがままな性格だ(反対側の面・ほかの面)
  • ・それには半面の真理がある(片方の面・面の半分)
  • ●はんれい
  • ・同様の事件の判例(裁判の先例)
  • ・凡例にも注意するひつようがある(使い方などを箇条書きにしたもの)
  • ●ひっし
  • ・私たちはこの仕事は成功させるために必死だった(懸命)
  • ・この会社は倒産必至だ(不可避)
  • ●ひょうき
  • ・表記を統一する(文字や記号で書き表すこと)
  • ・標記した部分(目印となる符号や部分)
  • ●ひょうじ
  • ・注意点は目立つように表示する(はっきり表し示すこと)
  • ・私有地であるという標示があった(目印をつけて示すこと)
  • ●ふく
  • ・春一番が吹く(空気が流れ動く)
  • ・エンジンが火を噴く(内部から勢いよく出る)
  • ●ふける
  • ・物思いに耽る(没頭する)
  • ・夜がだんだんと更ける(深まる)
  • ●ふしん
  • ・政治不信が叫ばれる(信用できないこと)
  • ・不審な人物(疑わしいこと)
  • ●ふへん
  • ・人種差別撲滅は人類にとって普遍の課題(共通)
  • ・北極星の位置はほぼ不変である(変わらないこと)
  • ●へいこう
  • ・身体の平衡が保てない(つり合いが保たれていること)
  • ・線路と並行としてバイパスが走っている(並んで行くこと)
  • ・平行な2本の直線(どこまで行っても交わらないこと)
  • ・併行審理する(同時に行われること)
  • ●ほしょう
  • ・国家の安全保障(危険や損害を被らないように手段を講じること)
  • ・損害の補償(損害や損失を補う)
  • ・彼の能力については私が保証する(間違いないと請け負うこと)

 

<マ行>

  • ●まずい
  • ・この料理は不味い(味が悪い)
  • ・目的は正しいがやり方が拙い(下手である)
  • ●まぜる
  • ・トランプを交ぜる(2種類以上のものを入り組ませる)
  • ●まるい
  • ・子供の頃は本当に丸い顔をしていた(立体)
  • 円い窓(平面)
  • ●みとう
  • ・前人未到の記録(誰も到達していないこと)
  • ・人跡未踏の地(誰も足を踏み入れていないこと)
  • ●むじょう
  • ・無常を感じる(人の世のはかないこと)
  • ・彼は無情にも突き放した(同情や思いやりのないこと)
  • ●もと
  • ・厳しい規則の下で生活(影響下)
  • ・使った道具は元の場所に戻しておきなさい(物事の初めの部分)

<や行>

  • ●ようけん
  • ・用件を済ませる(用事)
  • ・経営者としての要件(必要条件・大切な用事)
  • ●よる
  • ・規則の定めに拠る(物事の根拠とする)
  • ・悪天候に因りキャンプは中止となった(起因する)
  • ・年金に依って生活している(依存する)
  • ●わかれる
  • ・道が分かれる(分離する)
  • ・妻と別れる(人と離れる)

 

 

言い換え表現一覧

  • 感情表現
  • ●うれしい・楽しい
  • うれしい/嬉しがる=楽しい・楽しむ、うきうきする、わくわくする、どきどきする、心ときめく、心が踊る、心がはずむ
  • ●好く・愛す・慕う⇔嫌う・憎む・蔑む
  • 好き/好く=好む・憧れる・引かれる・気に入る・気がある
  • 愛す=恋する、焦がれる、見染める、惚れる、惚れこむ、のぼせる、熱を上げる
  • 慕う=敬う、尊敬する
  • 嫌い・嫌う=毛嫌いする、嫌悪する、嫌がる、気に入らない、気がない
  • 憎む=憎らしい、憎たらしい、憎悪する
  • 蔑む=軽蔑する、侮蔑する、ばかにする、見下す
  • ●快⇔不快
  • 快い=愉快な、痛快な、心地よい、気分がよい、気が晴れる、心が晴れる、晴れやかな、さわやかな、胸がすく、スカッとする、すっきりする、さっぱりする
  • 不快な=心地悪い、気持ち悪い、気分が悪い、気分がよくない、居心地が悪い、居心地がよくない、むかつく、むかむかする、むしゃくしゃする、いらつく、いらいらする
  • ●満足・期待⇔不満・落胆
  • 満足する=大満足な、満たされる、満喫する
  • 期待する=望む、希望する、志望する、切望する、待望する、待ち望む、願う、願望する
  • 不満な=満たされない、物足りない、がっかりする、がっくりする、気が抜ける、力がぬける、拍子抜けする
  • 落胆する=失望する、幻滅する
  • ●感動する
  • 胸が打たれる、心が打たれる、心が洗われる、心が動かされる、感じ入る、感極まる、感激する、感銘を受ける、感服する、感嘆する、ぐっとくる、胸がいっぱいになる、感無量な、感慨無量な、感涙にむせぶ
  • ●悲しい・さびしい・つらい
  • 悲しい・悲しむ=哀しい、もの悲しい、うら悲しい、切ない、哀切な、身を切られる、心が痛む、心が痛い、痛切な、悲観する、悲嘆にくれる、悲痛な、悲哀を味わる、はかなむ
  • さびしい=わびしい、頼りない、よるべない
  • つらい=耐え難い、筆舌に尽くせない、辛酸をなめる
  • ●怒る
  • 怒り心頭に発する、怒りにふるえる、憤る、憤慨する、憤激する、激怒する、頭に来る、頭に血がのぼる、かっとなる、かっとする、かっとくる、腹が立つ、立腹する、はらわたが煮えくり返る、むかつく、むかっとする、気色ばむ、殺気立つ
  • ●困る・悩む・苦しむ・嘆く
  • 困る=困惑する、当惑する、迷惑する、惑う、戸惑う、弱る、弱り切る、行き詰まる、さじを投げる
  • 悩む=気に病む、思案に暮れる、頭を痛める、思い余る、絶望する、あえぐ、煩う、迷う、憂鬱な、ふさぐ、ふさぎ込む、滅入る
  • 苦しむ=悶える、悶え苦しむ、苦悩する、手を焼く、もがく、
  • 嘆く=慨嘆する、ため息をつく、もらす
  • ●安心する=心配する
  • 安心する・安心な=安堵する、ほっとする、心が安らぐ、胸をなでおろす
  • 心配する=危惧する、懸念する、案じる、気がかりな、気がもめる、気がやすまらない、気が気でない、気が滅入る
  • ●泣く⇔笑う
  • 泣く=大泣きする、泣き明かす、泣き暮れる、号泣する、慟哭する、涙をこぼす、涙をながす、涙を落とす、目頭が熱くなる、涙腺がゆるむ
  • 笑う=笑い転げる、大笑いする、哄笑する、爆笑する、馬鹿笑いする、噴き出す、腹を抱える、微笑む、含み笑いする、失笑する、苦笑いする、苦笑する
  • 状態・様子・性質
  • ●美⇔醜
  • 美しい=麗しい、華麗な、優美な、優雅な、きれいな、きらびやかな、華美な、端正な、整った、端然とした、かわいい、愛らしく、愛くるしい、
  • 醜い=醜悪な、グロテスクな、見た目の悪い、不細工な、不器量な、憎らしい、憎たらしい、小僧らしい
  • ●ゆったり⇔せせこましい
  • ゆったりした=ゆとりのある、広々とした、おおらかな、落ち着いた、ゆるやかな
  • せせこましい=余裕のない、狭小な、狭苦しい、せかせかした、落ち着かない、きつい、けわしい
  • ●明⇔暗
  • 明るい=ほがらかな、陽気な、陽性な、からっとした、華やかな、華々しい、派手な、人目をひく
  • 暗い=陰気な、陰気臭い、陰性の、じめじめした、翳のある、地味な、ひそやかな、ひっそりとした、根暗な
  • ●爽やか⇔重苦しい
  • 爽やかな=爽快な、軽快な、軽やかな、すがすがしい、さっぱりした、さばさばした、あっさりした、淡白な
  • 重苦しい=よどんだ、どんよりとした、うじうじした、しつこ、しぶとい、ねちっこい、ねちねちした、煮え切らない、粘着質の、うっとうしい
  • ●上品⇔下品
  • 上品な=格調高い、品格がある、品のよい、品性のある、丁重な、丁寧な、礼儀正しい、折り目正しい、慇懃な
  • 下品な=下卑た、品格に欠ける、品のない、品の悪い、無礼な、無作法な、失礼な、ぶしつけな
  • ●控え目⇔押しつけがましい・高圧的
  • 控え目な=謙虚な、遠慮深い、
  • 押しつけがましい=ずうずうしい、厚かましい、無遠慮な、横柄な、尊大な、高慢な、傲慢な、居丈高な
  • ●親切⇔不親切
  • 親切な=好意的な、人情味のある、友好的な、優しい、気立てが良い、情がある、情に厚い、情にもろい、温かい、温厚な、温和な、穏やかな
  • 不親切な=薄情な、人情に欠ける、非情な、つれない、すげない、恐い、恐ろしい、おっかない、情に薄い、情がない、冷たい、冷淡な、ひどい、むごい、残酷な、猛々しい
  • ●安らぎ⇔不安
  • 安らぐ=安らか、穏やか、平らか、平穏な、無事な、ホッとする、安心感のある、安心できる
  • 不安な=心配な、心配する、不安を与える、安心できない、落ち着かない、危ない、危うい、恐ろしい、こわい、びくつく、背筋が寒い、背筋が凍る
  • ●丁寧⇔粗野
  • 丁寧な=丁重な、こまやかな、きめこまやかな、神経の行き届いた
  • 粗っぽい=粗野な、雑な、乱暴な、乱雑な、大雑把な
  • ●堂々⇔こせこせ
  • 堂々とした=威風堂々の、スケールの大きい、自信に満ちた、恰幅のよい、押し出しのよい、格好良い
  • こせこせした=ちまちまとした、こぢんまりした、自信のない、貧相な、みすぼらしい、見栄えの悪い
  • ●程度表現
  • ほんの(わずか・少し・ちょっと)、わずかばかりの、わずかな、ちょっぴりの、ちょっと、多少、どちらかと言えば、比較的、やや、少し、だいぶ、かなり、相当、たいへん、とても、実に、たいそう、すごく、非常に、えらく、ものすごく、めちゃくちゃ、きわめて、超、とびぬけて、とびきり、抜群に、他を圧する、最も、最高に、史上初の、最大の、最高の、記録破りの、類のない、前例のない、前代未聞、想像を絶する、未曽有の、空前絶後の

 

  • 動作・思考・主張
  • ●歩く・走る
  • 歩く=歩む、歩行する、散歩する、散策する、さまよう、うつろく、徘徊する
  • 走る=駆ける、駆け抜ける、走行する、走りぬく、疾駆する、疾走する
  • ●立つ・座る・かがむ・仰向く、うつむく
  • 立つ=立ち上がる
  • 座る=座す、正座する、胡坐を組む、足を投げ出す、ひざを伸ばす、腰掛ける、膝を組む、ひじをかける
  • かがむ=ひざを折る、腰をかがめる、中腰になる、腹ばいになる、這う、這いずり回る、四つん這いになる
  • 仰向く・仰向けになる=仰ぐ、見上げる
  • うつむく=うつぶせになる、見下ろす
  • ●寝る・起きる
  • 寝る=横になる、床に就く、ベッドに入る、休む、就寝する、眠る、睡眠する、寝付く
  • 起きる=置き上げる、起床する、目を覚ます、目覚める、眠りから覚める、覚醒する
  • ●考える・思う
  • 考える=考えぬく、考察する、思考する、考慮する、熟考する、熟慮する
  • 思う=思慮する、思念する、念ずる、思惟する、思索する、洞察する、物思う、物思いにふける、配慮する、思いやる、思いをはせる、思い込む、思い出す、回想する、構想する、意図する、図る、謀る、企図する、企画する、夢見る
  • ●頭を使う・気を使う・心配する
  • 頭を使う=頭を働かせる、頭を用いる、知恵を働かせる、創意工夫する、アイデアを練る
  • 気を使う=気を配る、気にする、気に掛ける、気に留める、察する、慮る、心に留める、心を砕く、神経を使う
  • 心配する=懸念する、危惧する、憂慮する、苦慮する
  • ●言う・主張する・問う
  • 言う=話す、しゃべる、語る、述べる、陳述する、断言する、吐露する、言及する、言い及ぶ、触れる、言い残す
  • 主張する=訴える、強調する、見方を示す、見解を打ち出す、考えを明かす
  • 問う=問いかける、問い質す、問題にする、問題視する、問題を提起する、提議する、提案する、唱える、提唱する、糾弾する、糾明する
  • ●議論する
  • 議論する=論ずる、話し合う、討論する、討議する、評議する
  • ●判断する、評価する
  • 判断する=判定する、断定する、決する、見定める、見究める、見方を示す、~と見る
  • 評価する=ほめる、賞賛する、絶賛する、認める、認めない、酷評する、けなす、くさす、批判する、非難する
  • ●賛成する⇔反対する
  • 賛成する=賛同する、賛意を表す、同意する、肯定する、是認する、支持する、受け入れる、受容する、肯く、首を縦に振る
  • 反対する=否む、否定する、拒む、拒否する、抗う、抵抗する、首を横に振る
  • ●求める・追う・集中する
  • 求める=要求する、要請する
  • 追う=追求する、追い求める、究める、追究する、究明する、解明する、解き明かす、探る、探求する
  • 集中する=専念する、専心する、打ち込む、熱中する、凝る、はまる
  • ●推量する・省みる
  • 推量する・推し量る=推測する、想像する、推察する、予測する、予想する、予見する、占う
  • 省みる=反省する、内省する、省察する、顧みる、回顧する、振り返る、思い返す
  • <料理・食事>
  • ●調理
  • 調理する=料理する、炊事する、煮炊きする、おさんどんする、料理に腕を振るう
  • 下ごしらえ=材料を寝かせる、あくを抜く、あくを取る、臭みを取る、苦みをとる、下茹でする、ふるいにかける、こす、裏ごしする、だしをとる、塩もみする、もむ、ちぎる、固める、芯をくりぬく、葉をはがす、へたをとる、冷蔵する、解凍する、計る、冷やす
  • ●食べる
  • 動作=盛る、盛り付ける、よそう、注ぐ、入れる、つまむ、つかむ、切る、刺す、すくう、小皿に移す
  • 口=口にする、口に運ぶ、食べる、食う、味わう、味見する、毒見する、噛む、噛みしめる、飲む、飲み込む、飲み下す、吸う、すする、なめる、舌なめずりする、舌鼓を打つ
  • うまさ=おいしい、うまい、絶品だ、後味がうまい、香りがよい、のど越しがよ、口に合う、ほおが落ちる、五臓六腑にしみわたる
  • まずさ=まずい、くどい、後味が悪い、口に合わない、舌にざらつく
  • 濃い=味が濃い、重い、こっていりしている、まったりしている、濃厚だ
  • 薄い=味が薄い、あっさりしている、さっぱりしている、淡白だ
  • 味覚=甘い、甘ったるい、まろやか、甘酸っぱい、辛い、ほろ苦い、苦い、すっぱい、しょっぱい、渋い、えぐい、絵柄っぽい、香ばしい、とろもがある、とろける、まろやか、刺激がある、舌がひりひりする、鼻につんと来る、鼻に抜ける、歯ごたえがある、歯ごたえがよい
  • 食欲=食欲がある、食欲がわく、食欲が出てくる、食欲が増進する、食欲がない、食欲がなくなる、食欲が落ちる、食欲が減退する、食欲不振だ、お腹がすく、お腹がへる、お腹がいっぱいになる、満腹になる、腹八分目にする、腹が一杯になる、腹がへる、空腹だ
  • 程度=暴飲する、暴食する、暴飲暴食する、食べ過ぎる、食べ飽きる、飽食する、深酒する、絶食する、断食する、節食する、食べたりない、偏食する