・緊急度/重要度マトリクス(課題の優先度をマッピングする)

緊急度と重要度マトリクスサンプル(パワーポイント)

■基本情報

物事の優先順位を緊急度と重要度という2つの評価項目で整理し、検討・選定していくフレームワークです。経営レベルの課題から、個人が抱える日々の課題まで、あらゆる現場で活用される定番フレームワークです。扱う課題の量がおおい場合は9マスのマトリクスを用いる方法もあります。

■使い方

①課題をマトリクス上に配置する:緊急や重要の定義や基準を設定しておくことが有効に活用するためのポイントです。特に複数人で活用する場合は事前にすり合わせておく必要があります。またあらかじめ付箋などに課題を書き出しておくと全体像が把握しやすいです。

②優先順位を検討する:緊急度ばかりに気を取られると状況が緊迫していないが重要なことについて考えることを忘れてしまいがちです。例えば新ジャンルの開拓といった、投資的な要素の強い業務などは緊急度の低い分類に入ることが多いです。しかし、この投資がなければ将来的に競争優位性を築いていくのは難しくなります。

■思考が加速する問い
  • ・最小のコストで最大の効果が得られそうなものはどれ?
  • ・成果を3倍上げたいとしたらどれを選ぶか?
  • ・重要度が低いのにコストがかかっている業務はないか?
  • ・本来やらなくてもよいことはないか?