ゴルフコースについて

■ゴルフコースの基本

ゴルフコースは18ホールを基本に構成されています。そして、それぞれのホールには規定打数(パー)が決められています。

一般的にはパ―3が4つ、パー4が10、パー5が4つで、全体でパー72というのがよくあるモデルです。全体の総距離、ヤード数は6000ヤードから7000ヤード。コースによっては27ホール、36ホールと備えられているところもあります。

付帯するクラブハウスなどの設備も考慮すると、ゴルフコースを作るには広大な敷地が必要です。(年々世界のプロゴルファーの飛距離が上がり、ゴルフ場が総ヤード数を伸ばすなどの対応に追われています)

ゴルフコースはレベルやスキルに応じた選び方のポイントがあります。

まずゴルフ初心者の方や、ラウンドデビュー、上がったり下がったりはもう辛い…という方には河川敷ゴルフがお勧めです全体が比較的、平らで見晴らしのいいところ多いので難易度は低め。またアクセスが比較的便利なところも多く、気軽に利用できるのもメリットです。

これからもっと上達したい、ゴルフスコアを上げていきたいという方はぜひ丘陵や山岳で腕を磨いていってください。さまざまな種類の傾斜に慣れて正確なショットが打てるようになってくると、ゴルフが安定してもっと楽しくなります。

日本ではシーサイドコースはあまりありませんが、プレーをする機会があればシーサイドを積極的にチョイスしてみるのもいいでしょう。いつもとは違った雰囲気で気持ちも新たにプレーができます。

■インとは

ゴルフでいうインとはインサイドアウトなどのスイングを意味する場合と、全18ホールの内、10番ホールから18番ホールまでの「インの9ホール」を意味する場合があります。プレイを終えてクラブハウスに戻ることを、coming inと表現することが語源になっています。現在のコースはアウト9ホール、イン9ホールを終えた状態で、クラブハウスに戻れるようなレイアウトになっており、過去のホールレイアウトの名残をとどめる言葉です。

●インスタートとは

インスタートとは、主に10番ホールからプレイを開始するスタート方法ですが、競技を行った時に非常に参加者が多い場合、アウトスタートとインスタートを同時に開始することで、競技を開始する人数が倍となり、ゴルフ場にとっては効率の良い運営となることからこの方法が使われる場合があります。更に多くの人数をこなす場合は、ロケットスタートという方法が取られます。