なぜなぜ分析(問題の原因を深堀する)

■基本情報

問題に対してなぜ?という繰り返し問いかけることで原因を明らかにするフレームワークです。問題を解決するためにはその原因を正確につかむ必要があります。問い続ける習慣や思考する体力を養うことができます。

■例

【問題】店舗Aで新入社員のBさんが商品の発注ミスを起こしてしまった。

  • →それはなぜ?
  • ②Bさんは数値の入力ミスに気が付かなかった
  • →それはなぜ?
  • ③発注業務に関する確認が甘い
  • →それはなぜ?
  • ④チェックのフローやルールがない
  • →それはなぜ?
  • ⑤現場のフローやルール設計は店長に任せっぱなしで属人的
  • →それはなぜ?
  • ⑥全店共通のマニュアルがない
■使い方

①問題を設定する:1回のなぜなぜ分析で扱う問題は具体的な内容1つに絞っておくことが重要です。

②なぜ?と問いかける:問題が発生した原因を書き出す

③さらになぜ?:と問う

④繰り返し:この原因を改善することで最初に掲げた問題の解決が可能なことを論理的に説明できるという段階まで掘り下げます。

■思考が加速する問い
  • ・前提を疑うことができているか?
  • ・問題についてどれくらい深く考えているか?
  • ・この問題について最も詳しいのは誰?
  • ・似ている問題はないか?