第2章 プレゼン資料を「読ませて」はならない

レッスン10 表紙には会議名と日付を明記する

◆タイトルは13文字以内で簡潔に

ポイントはタイトルでプレゼンの目的を示す、タイトルの左上に会議名、真下に発表日の日付を入れて下さい。こればプレゼンが何度も修正指示が入ったりしていくつものバーションが生まれるからです。いつどこで作られたものを忘れないようにしましょう。

◆ページ番号はスライド右下に入れる

プレゼンの際に何ページ前にもどってとスムーズに案内できるようにすべてのページに番号を振りましょう。右下にページ番号を入れる理由は人の目線の最終地点(Z型)においてわかりやすくするためです。

レッスン11 キーメッセージはスライド中央よりやや上に置く

◆キーメッセージのフォントは1つだけ

キーメッセージはそのスライドで一番伝えたいことです。目に入りやすく誰でも読みやすくする必要があります。キーメッセージ向けのフォントは

●HGP創英角ゴシックUB

です。誰にとってもいちばん読みやすくインパクトのあるフォントだからです。明朝体は老眼の人や目の悪い人が見ると、線が消えて見えることがあります。明朝体の方が知的に感じるかもしれませんが、見やすいようにキーメッセージに限らず社内プレゼンでは明朝体は使わず、ゴシックを使うのを基本にして下さい。またキーメッセージ以外に最適のフォントは

●MSPゴシック

です。グラフのタイトル・数字・概要やスケジュールなどのテキストで使うには最適のフォントです。キーメッセージとの差異が明確でかつ読みやすいからです。

◆キーメッセージのフォントサイズは50~200

◆キーメッセージはブロック単位でやや上に置く

必ずスライド中央よりやや上に配置するのです。なぜなら決済者はスライドを移すスクリーンを座った状態で見あげるからです。

 

レッスン12 キーメッセージは13文字以内にまとめる

プレゼンのスライドにおいてタイトルやキーメッセージは読ませるものではなく、見せるものです。そのためには文字数を極力減らすことです。ヤフーのタイトル項目についても13文字以内がタイトル上限となっています。13文字以内にまとめるコツは、、、

  • ・のための、による、についてといった平仮名は不要です。
  • ・付随的な要素はすべてカットする→例:今月も加入者は約4000件の増加が見込まれる⇒加入者4000件増

 

レッスン13 ポジティブメッセージは青、ネガティブメッセージは赤

◆1枚のスライドで3色まで

基本は黒、赤、青にします。

◆青と赤を使い分ける

文字だけでなく図形やグラフにおいてもこの青と赤を使う。これは世界共通認識となる。

◆事業フローはグラデーションで示す

レッスン14 定型フォーマットを用意しておく

◆スライドの定型化で資料づくりを効率化する

◆スケジュールはビジュアルで見せる