空欄補充

<ポイント>

文中の空欄となっている箇所に、適切な表現を入れる問題です。
「具体例」や「言い換え表現」に注目しましょう!(*´∀`*)

  • 「具体例」や「言い換え表現」に注目しよう!
  • 当てはめたときに文法的におかしい選択肢は、消去法で排除!

<問題集>

文中の( ア )に入る最も適切な表現を選びなさい。

日野市では、基礎基本の完全習得に向けて、 全ての小学校に学習者一人一人の理解状況を( ア )し適切な課題を課して補充を行う「個別学習支援システム」を導入しています。 子どもたちは、一問ずつの回答によって、励ましのメッセージとともに必要な手だてを受けることができます。

  1. A診断
  2. B登録
  3. C回答
  4. D懸念
  5. E改善
  6. F容認
A→A.診断

「具体例」や「言い換え表現」に注目する。

空欄のある文の後半に、「個別学習支援システム」という言い換え表現があるので、空欄前後で「学習者一人一人の理解状況をもとに、適切な課題を課す」旨の内容になればよい。
よって、選択肢の中では、A「診断」が最も適切である。


帰納法について

文中の( ア )に入る最も適切な表現を選びなさい。

帰納法とは、いくつかの個別の事例から、一般的な法則を見出そうとする推論方法である。しかし、帰納法で得た結論は、必ずしも( ア )とは言えない。例えば「リンゴAは甘い」「リンゴBは甘い」「リンゴCは甘い」という事例から「全てのリンゴは甘い」という推論をしたとする。しかし、これから先、甘くないリンゴが発見される可能性は常にあるのだ。

A論理的な展開
B普遍的な真理
C物理的な法則
D抽象的な概念
E客観的な解答
F主観的な憶測
A→B普遍的な真理

「具体例」や「言い換え表現」に注目する。

この文では帰納法とその欠点について述べている。

後半の文章に注目すると、複数の事例に該当するからといって、全ての事例で該当するとは限らない具体例が挙げられている。
よって、「必ずしも( ア )とは言えない。」の意味が「必ずしも、全ての事例で該当するとは言えない。」という意味になればよい。
したがって、B「普遍的な真理」が適切。

普遍的とは、全てのものに共通しているさまを表す。