社会保険と労務とは・・・
「社会保険」とは政府や政府に準ずる組織が運営している公的な保険のことです。社会保険の例としては、健康保険、国民健康保険、国民年金、厚生年金保険、雇用保険等があります。
「労務」とは賃金、人事などの労務の管理のことです。賃金制度、人事制度、就業規則の作成、安全管理など多岐にわたります。
ちなみに社会保険労務士(略名=社労士)とはこの社会保険と労務の専門家のことです。
社会保険労務士の行う業務は主に大別すると3つあります。
- ①申請・届出等に関する業務帳簿作成業務
- ②紛争解決手続代理業務
- ③コンサルティング業務 の3つです。
- ①は雇用契約を結んだ顧問先の社員の採用や異動や退職に関して必要な社会保険等の手続きを行ったり必要な帳簿を作成したりすることです。
- ②は労働者と会社間での労働に関する紛争の際にどちらかの代理をすることです。
- ③は賃金の見直しや就業規則の作成・変更するなどのコンサルティング業務です。