■皮膚をきれいにする食事
【大原則】
- 1、間食をしない
- 2、減らす食物 お菓子・パン・麺・米・ジュース類・果物
- 3、増やす食物 肉・タマゴ・魚・豆腐・納豆・チーズ
- 4、朝食のポイント 3の食品だけにする(炭水化物は摂らない)
- 5、間食して良い食物 チーズ・糖質0の食品(コーヒーなど)
- 6、タンパク質の必要量を摂る タンパク質は成人では一日体重の1,1倍のグラム数が最低必要量(50キロの人は50×1.1=55グラムが最低必要量)。またタンパク質は貯蓄ができない栄養素であり、毎日の摂取が必要。肉:100グラム中タンパク質は10グラム、卵:1個中タンパク質は6グラム。
●糖質中毒 反応性低血糖
- アトピー性皮膚炎、ひきび、皮膚にトラブルのある方のほとんどは、糖質依存の状態になっています。上記2で記した食物は糖質(炭水化物)で、それは消化されてブドウ糖になり、血中では血糖の上昇が起こります。高血糖を正常に戻すために、インシュリン(膵臓から分泌されるホルモン)が分泌されて、約1.5時間から2時間後に血糖が元の状態に戻ります。ところが、糖質を頻繁に摂る方はインシュリンが分泌不全を起こして、低血糖(正常よりも血糖が低くなってしまう)になってしまいます。
- 低血糖状態はふらつき・倦怠感・いらいら・頭痛など様々な症状を引き起こします。高血糖と低血糖を繰り返すことは体にとっても、皮膚にとっても大きな負担となります。
●ケトン体
健康な体は、エネルギー源として、ブドウ糖(炭水化物)だけでなく、体脂肪からケトン体というエネルギーを作って利用することができます。ケトン体はインシュリンが分泌されると、約4時間産生されなくなってしまします。間食したり、炭水化物をたくさん摂る方は、体脂肪が利用されなくなり、エネルギー不足で疲れやすく、痩せにくい体になってしまいます。さらに低血糖を起こしやすいので、糖質を頻繁にとるという悪循環に陥るのです。
【食事のポイント】
●安全な食品(虫がつく・腐る)
- 1、遺伝子操作がされていない・少ない
- 2、添加物が少ない
- 3、農薬が使われていない・低農薬
●避けるべき食品(虫がつかない・腐らない)
- 1、遺伝子操作がされたもの
- 2、添加物:日本が多い
- 3、農薬:日本は多い
- 〇小麦 ワーストワン 避けるべき理由が全て・遺伝子操作でグルテンが健康被害の原因となり、輸入小麦はポストハーベスト・国産小麦は農薬が問題・そして加工品には添加物が使われやすい。
- 〇米 コシヒカリは遺伝子操作が重ねられている。昔ながらのユキヒカリ・ササニシキがおすすめ。
- 〇農薬(特にネオニコチノイド)の残留量が多いのは茶飲料と果物 茶はオーガニックが望ましい。
- 〇外食 多量の添加物が使用されている可能性が高く、小麦も多く使われている。
- ・高たんぱく・高脂質・低炭水化物のバランス
- タンパク質:体重50キロで1日必要最低料が55グラム(肉100グラム中10グラム、卵1個中6グラム、プロテイン1回分20グラム)脂質はリノレン酸やオレイン酸(オリーブ油・バター・ラード)がおすすめ、炭水化物(脂質)は糖化(酸化)の原因であり、老化・肥満を引き起こす。
- ・間食は好ましくない・1日2食も推奨
- ・砂糖は敵ではない(自家製無添加スイーツ・板チョコ・ハーゲンダッツ社のアイスクリームは安全)
- ・反応性低血糖に注意、糖質を頻繁に摂ると、インスリンが不調を起こし数時間後に低血糖が起こります。ケトン体が使えるからだを目指しましょう。ケトン体は脂肪由来のエネルギーで脳でも使えます。ケトン体はインスリンで抑制されるため糖質の摂取はここでもマイナスになります。
ソース:七つ星皮膚科