<ポイント>
足し算、引き算、掛け算、割り算からなる演算を暗算で解く問題です。
効率良く概算して、10秒以内に回答しましょう!(*´∀`*)
概算結果が本来の結果より「大きくなるか」「小さくなるか」をイメージしておくと、ケアレスミスが減ります!!
【CAB 暗算の基本】
足し算、引き算、掛け算、割り算からなる四則演算を暗算で解く問題です。
正確に計算する能力よりも、素早く概算する(大まかな計算結果を推測する)能力が問われます。
【CAB 暗算の解き方のポイント】
- 全ての設問を、時間内に正確に計算しきることはまず不可能です!四捨五入、切り上げ、切り捨てを使い、簡単な数にしてから計算しましょう!
- 概算するときは、概算結果が設問の計算結果になるべく近くなるように気をつけましょう!(全ての数を四捨五入すると、本来の計算結果からかなり離れることがあります。)
- 概算結果が、本来の計算結果より「大きくなるか」「小さくなるか」を把握しましょう!
<基本問題>
・?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
59の300%は?
- A→177
- 59を切り上げて60、300%を×3として計算する。
- 式)60×3 = 180
- となるため、180より少し小さい数である B : 177が答えとなる。
Q1、四則演算
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
7.1 + 26.49 + 43.44 = ?
7.1の小数点以下を切り捨てて7、
26.49 + 43.44を概算して70として計算する。
- 式)7 + 70 = 77
となるため、77に一番近い数である C : 77.03が答えとなる。
Q2、割合
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
374の29%は?
374を切り上げて400、29%の0.29を切り上げて×0.3として計算する。
- 式)400× 0.3 = 120
となるため、120より少し小さい数である C : 108.46が答えとなる。
Q3、四則演算2
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
42×51×9 = ?
- A→19278
- 42を切り捨てて40、51を切り捨てて50として計算する。
- 式)40×50×9 = 18000
- となるため、18000より少し大きい数である E : 19278が答えとなる。
Q4,割合
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
651の5 / 6は?
651を、6で割り切れてキリの良い660に切り上げて計算する。
- 式)660×(5 / 6) = 660÷6×5 = 110×5 = 550
となるため、550より少し小さい数である B : 542.5が答えとなる。
Q5,四則演算3
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
31.46 – 325 – 4.55= ?
31.46 – 325 – 4.55の1の位を四捨五入して計算する。
- 式)30 – 330 – 0 = -300
となるため、-300に一番近い数である D : -298.09が答えとなる。
Q6、四則演算4
?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちのどれか。
5135÷387 = ?
- 5135を切り捨てて5000、387を切り上げて400として計算する。
- 式)5000÷400 = 12.5
- となるため、12.5に一番近い数である C : 13.27が答えとなる。
- なお、この問題は、正確に計算すると13.2687・・・と答えが割り切れない。
しかし、CABの暗算の割り算では、このように小数点以下を四捨五入した数値が正解という設問もあるので注意しよう。
え・・・?と思うかもしれませんが(ノ∀`;) - 別解として、5135÷387を
- 式)5200÷400 = 13
- と概算する方法もある。