WEBライティングから考えるSEO対策基礎（キーワード関連・オリジナル性）

WEBライティングにおいては、広告と併用することで高いコンバーション率を維持することも可能であるがSEOの視点から考えた場合広告ではなく、自然検索において活きるコンテンツとしても、ユーザーのことをきちんと考えたライティングスキルがもとめられるはずです。

一、ライティングの際のキーワード・オリジナル性について

～コンテンツSEOの概要を知ろう～

原則としては検索エンジンが認識しやすい明確な文書を書くことが重要。日本語の分析能力においても、確実に日々進化を遂げています。そして各ページに表示されるキーワードの関係性についても定義がありまとめると（キーワードAとキーワードBが混在した場合）・・・

①同義関係（同義語）
　→同じ内容の言葉を言い換えた言葉
　→例　「トイレとお手洗い」
②類義関係（類義語・類語）
　→意味がよく似ている場合によっては代替可能な言葉
　→例　「興味と関心」
③包含関係（上位・下位・部位語）
　→キーワードまたは、内容として含まれる言葉
　→例　「動物と犬」、「食品とチーズ」
④対義関係（反義語・反意語・反対語）
　→意味が対照的、または反対の言葉
　→例　「入学と卒業」
⑤合成関係（複合語・派生語）
　→キーワードを用いてくっつけて構成している言葉
　→例　「花束（花+束）や野球選手（野球+選手）」
⑥共起関係（業界では共起語という呼び名で浸透）
　→ある特定の言葉と一緒に使われることが多い言葉
　→例　「チャーハンと中華料理」

↓

これをSEOコンテンツ的に考えると4つに分類が可能。

A,同義語（同義関係）
B,類（義）語（類義関係）
C,関連後（包含語・対義語・合成関係）
D,共起語（共起関係）
※複数の分類に当てはまる言葉や関係性とはほど遠いような言葉もある。

密度の高い文章を作ろう

密度の高い文章を作成していくことでｸﾞｰｸﾞﾙの評価が上がる。

密度の高い文章とは（ポイント）
・名詞を多くつかう＝助詞や助動詞、動詞を使いすぎない
　→これは助詞や助動詞、動詞で検索をすることはなく名詞を用いるのが一般的であるため。また情報量を多く乗せれるためである。ロングテールキーワードで検索されやすくなります。
　例→○宅配寿司の店舗一覧＝9文字内に宅配/寿司/店舗/一覧
　　→×寿司を持ってきてくれる店の一覧＝15文字内に寿司/店/一覧
・これ、それ、あれなどのは控えるべき

～共起語を活用しよう～

共起語とは何か？

英語訳すると「一緒に起こること」や「一緒に起こる」に由来する言葉であり主となるキーワードが出てきたときに、同じページ内で同時によく使用される言葉のことを指しています。ただし、同じあるいは近い意味を持つ同義語や類義語とは異なり、一見直接的には関わりがないと思われるような言葉も、文章の流れの中で出てくることがあります。グーｸﾞﾙ的には主たるキーワードに対して、同時によく使用される言葉である共起語が頻繁に出現することは、重要コンテンツとしてｸﾞｰｸﾞﾙにPRするにあたって非常に有効的です。検索エンジンのロボットは単にそこにある言葉を拾い上げ、つながりとしての関係性を把握することができるだけなのです。その指標のひとつが共起語であります。つまりは検索エンジンは”文意らしきもの”を判定・判断することができるのです。そして共起語を活用することは、結果的に、コンテンツに幅を持たせることができる。

例としてWEB製作会社のPR文であれば共起語として「ウェブ/作成/言葉/運営/開設/独自」

共起語抽出ツール
http://a-rooms.com/lsi/　→　キーワード入力すれば共起語が一覧で表示される。

共起語使用の際のポイント（注意点）
・使用数が少なすぎる
・種類が少なすぎる
・特定のものだけを使いすぎている
・数、種類ともに多すぎる
・共起語があるからといって必ずしも充実したコンテンツになるわけではない

～関連語を活用しよう～

ここでの関連語は、ある特定の言葉に関連する言葉の中で、同義類義、共起以外の領域つまり、包含、対義、合成を合わせた領域を指します（同義語や類義語ではない）。

例　マンションの関連語→住宅/住居/リビング/建物→（深く掘り下げると）住宅/住まい/屋敷/賃貸

関連語は一つ一つを深く掘り下げていくことでより濃密な関連語を集積も可能である。関連語を多く用いたコンテンツは、用いないコンテンツに比べてまわりくどくなく、その背景や奥行きや物事の輪郭がより鮮明に伝わりやすいため好評価となる。