WEBサイト設計とは、WEB戦略として置き換えることもできます。サイト設計は核となります。本来目指すべき方向性や、計略そのものが誤らないようにしっかりと導線をするようにしましょう。
- 一、WEBサイトのテーマとキーワードの選定について
- 二、ドメインについて
- 三、サブページのキーワードとURLについて
- 四、SEOを意識したページレイアウトについて
- 五、内部リンクについて
WEBサイトのテーマとキーワードの選定について
~WEBサイトのテーマとキーワードの選定の基礎~
①まず上位表示させるためのサイトテーマを決定する必要があります。ここでいうサイトテーマとはWEBサイトの目的(事業目的・内容)のことです。
②サイトの目的を具体的なキーワードに落としこみます。
・ユーザーが求めていること
・WEBサイト運営者が伝えたいこと
この2つを具体的なキーワードによって表現することで結びつけることが可能です。そしてそのキーワードが検索結果の上位表示を狙うキーワードとなります。
- 例
- ①福岡県の大牟田にある美容院→美容院のためにわざわざ遠出はしない「福岡・美容院」では範囲が大きすぎるため「大牟田・美容」のほうが有効です。
- ②福岡県の大牟田にある温泉→温泉は多少遠出は問題ないため「福岡・温泉」の区切りのほうが有効です。
- ポイント
- ・サイトテーマ(WEBサイトの目的)と絡めてキーワードを決定します。
- ・ユーザーの目的に合わせてキーワードを決定する。
~キーワードが適切かどうかを判断する~
キーワードが適切であるかどうかを判断するための指標として
- ①よく検索されているキーワードである
- ②競合WEBサイトが少ないキーワードである
- ③WEBサイトの目的に結び付けられるキーワードである
の3つがあげられます。
検索されているされているキーワードの調査
①グーグル入力欄に調査
グーグル入力欄は「オートコンプリート」と呼ばれユーザーが検査窓でこれまでに入力した履歴を活用し、予測変換する機能です。候補数が少ない+過去に自身が入力したパーソナライズ機能+位置情報により主観性が入るためあまりお勧めではないです。
②グーグルサジェスト
グーグル利用者全体の検索履歴から候補が輩出されるため有効的です。
③関連キーワード取得ツール(http://www.related-keywords.com/)
グーグルサジェスト・ヤフー関連語などから関連キーワードを一括取得してくれます。
- キーワード関連ツール
- ・GoogleAdWordsのキーワードプランナー
- ・Ferret+
- ・goodkeyword
- 例
- WEBコンサルタント事業を展開するためのWEBキーワード選定の際に・・・
- まず「WEBサイト」というキーワードで関連キーワードを調べるとWEBサイト・構築・高速化・コンテンツとかがでてくるためWEBコンサルタントというキーワード自体が検索されていないためNGです。
- ポイント
- ・検索されていないキーワードで上位表示されることは無意味です。
- ・顧客側のニーズを優先してキーワード選定を行う。
複合キーワード(ロングテール)でユーザーを絞り込む
ロングテールとは、関連するさまざまなキーワードを用いて、幅広いコアユーザーへと向けたSEOの手法のことをいいます(コアユーザーとは市場規模が小さいものの、ユーザーの目的が明確で、購入へピンポンイントに到達できるユーザーのこと)。
- 例
- もつ鍋の通販業者がキーワード選定する場合・・・
- もつ鍋+店名、地名/もつ鍋+通販/もつ鍋+料理/、もつ鍋+レシピ
- などさまざまなものが考えられるためその複合キーワードのためのページを作成する。
- たとえばもつ鍋+地名だったらサイトテーマ・キーワードを「○○○でもつ鍋たべるなら!」みたいなページを作成する。
- ポイント
- ・より具体的なターゲット層に焦点を当てた複合キーワードに選定する。
~キーワードの競合性を調査しよう~
競合の少ないキーワードで勝負するという選択肢も重要な条件となります。競合性の調査はGoogleAdWordsのキーワードプランナーで調査可能です。
- ①https//adwords.google.co.jp/keywordplannerにアクセス
- ②運用ツール→キーワードのリストを組み合わせて新しいキーワード候補を取得
- ③リスト1.2に入力(例持つ鍋、通販)し検索ボリュームを取得
- ④競合性をみる、ロングテールしたいなら3語以上で進めていく。
競合の少ないキーワードをチェックするにも・・・
- ①運用ツールの画面で「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」
- ②「宣伝する商品やサービスにキーワードを入力し、候補取得する。
- ③キーワード候補タブをクリックし、入力したキーワードに関連する複合キーワード一覧を確認することができます。
- ポイント
- ・競合の多いキーワードは再考しましょう。
- ・競合の少ないキーワードで勝負することも考えましょう。