株式用語<ア行・カ行・サ行>

 

<ア行>

アセットアロケーション

…「アセットアロケーション」とは、リスクを回避しながら安定したリターンを得ることを目的としています。具体的には、複数の資産(株式と債券を持つなど)をどのような割合で投資をするかという資産配分の金額比率のことをさします。

例…現金(35%)、株式(30%)、債券(15%)、投資信託(10%)、純金積立(10%)

一般信用取引(いっぱんしんようとりひき) 

…「一般信用取引」とは、金利や返済の期限などが証券会社側で自由に決められる信用取引です。基本的には返済期限は無期限となっています。制度信用取引より金利が高めに設定されています。

インカムゲイン

…「インカムゲイン」とは、株式投資でいえば配当(金)のことです。大きく見ると銀行などの利子も含まれます。

インサイダー取引

…「インサイダー取引」とは、会社の内部情報や未公開情報を知っているものが、株の取引をして不正に利益を得ることです。たとえば、株価が上がるような情報を事前に知っていて、発表する前にその株を買っておき、情報発表後に株価が上がったところで売りつけて差額をもうけることです。株式市場では、投資家保護のため内部情報に詳しい者は取引の制限がされています。

売りあおり

…「売りあおり」とは、株価をつり下げようと盛んに売りたてることをいいます。売りあおる人は、株価が下がることにより利益を狙っています。 ⇔ 買いあおり

営業キャッシュフロー

…「営業キャッシュフロー」とは、企業の営業活動によって生み出されたキャッシュフローのことです。キャッシュフロー計算書を作成する際に用いられます。

円高

…「円高」とは、円の価値が上がることをいいます。

例えば、1ドル=100円が、1ドル90円になった時が円高です。これは一見すると、「100円から90円に下がって、円安ではないか?」と思われがちですが、海外から見た時の日本円の価値ですから、そういうわけではありません。具体的に考えます。りんごが1個100円だったとします。レートが1ドル100円の場合、りんごは1ドル(=100円)で買うことができます。しかし、円高になり1ドルが90円になった場合どうでしょうか? りんごの値段は100円ですから、1ドル(=90円)では買うことができません。円の価値が上がってドルの価値が下がったわけです。これを円高ドル安といいます。

円高になると日本のモノの価値は必然的に上がります。そうすると日本の製品が高くなり、輸出企業はより高い価格で売ることになります。よって円高が進みすぎると、製品が売れにくくなり、輸出企業はダメージを受ける傾向にあります。 ⇔ 円安

円安

…「円安」とは、円の価値が下がることをいいます。基本的な説明については、円高の逆ですので、上で説明している「円高」を見ていただければわかります。円安が進みすぎると、海外からの資源など、輸入品が高くなります。 ⇔ 円高

追い証(おいしょう)

…「追い証」とは、信用取引で買いのポジションを取っている時、その株価が下落して加で保金が発生することです。保証金を追加しない場合は証券会社によって、勝手に決済されてしまいます。追証の発生する割合(%)は、証券会社によって異なります。

黄金株(おうごんかぶ)

…「黄金株」とは、特定の株主に株主総会での拒否権を与える株式のことです。黄金株を友好的な株主に割り当てておけば、敵対的な買収から身を守ることができます。 → 種類株

オーバーアロットメント

…「オーバーアロットメント」とは、新規公開株などの新株を引き受けた証券会社が、売出しの予定数量を超える数量が出た場合、対象企業の株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一の条件で投資家に販売することをいいます。これは、新株の募集後、流通市場での需給関係が悪化することを防ぐ目的で導入されました。

押し目買い(おしめがい)

…「押し目買い」とは、株価が上昇しているときに、一時的に株価が下落したところ(押し目)を狙って買うことをいいます。実際に押し目買いをしたのかどうかは、後になってみないとわかりません。

お化粧買い(おけしょうがい) 〔別名〕ドレッシング買い

…「お化粧買い」とは、上場会社が少しでも多く利益を出しているように見せるために、決算の期末付近で自身の保有株(投資有価証券)に買い注文を入れ、株価を上げることで、有価証券売買益(キャピタルゲイン)を大きくみせようとすることです。株価を自身で化粧(=釣り上げ)していることから使われます。

織り込み済み(おりこみずみ)

…「織り込み済み」とは、株価に影響が出そうな要因がすでに株価に反映されていることをいいます。例えば、“業績の上方修正”という材料は、好感される要因の一つですが、それまでに上方修正が予想され、株価がしっかりと上がっていた場合、好材料発表後も株価が上がらないことがあります。これを織り込み済みと言います。

 

 

<カ行>

買いあおり

…「買いあおり」とは、株価をつり上げようと盛んに買いたてることをいいます。買いあおる人は、株価が上がることにより利益を狙っています。 ⇔ 売りあおり

株主価値(かぶぬしかち)難!

…「株主価値」とは、その企業に投資をしている株主が持っている価値のことをいいます。企業価値評価をする時に“株主価値(価値)”と“株価(価格)”と比較して、その企業が割安か割高かを判断します。株主価値は『企業価値-有利子負債』で計算することができます。

株主資本(かぶぬししほん)

…「株主資本」とは、株主が出資した『資本金』や『法定準備金』、それを使って生じた利益の『利益剰余金』のことをいいます。別の言い方で純資産自己資本ともいわれます。

為替(かわせ

…「為替」とは、“ひきかえ”や“交換”のことです。

例)外国為替、為替リスク

為替差益(かわせさえき)

…「為替差益」とは、外国為替相場が変動したときに、保有している外貨を自国の通貨に換算したときに生じる利益のことです。

例えば、ある日本人が100万円を持っていたとします。それを「1ドル=100円」という相場のときに、すべてドルに換金しました。このとき1万ドル(100万円÷100円)を持っているわけです。そして月日が流れ、「1ドル=105円」になりました。持っていた1万ドルを円に戻します。1万ドル×105円=105万円ですね。最初に持っていたのは100万円ですから、105万円-100万円=5万円。結果として5万円得したことになります!
⇔ 為替差損

間接金融(かんせつきんゆう)

…「間接金融」とは、個人が銀行に預けたお金を利用して、銀行が(個人に代わって)企業に貸付など行います。間接的に企業に投資することになるので、間接金融と呼ばれています。個人と企業の間に銀行が入ることになるので、リスクもリターンも小さくなります。
⇔ 直接金融

機械受注(きかいじゅちゅう)

…「機械受注」とは、機械メーカーの受注額を集計した統計です。これを見ることで、企業の設備投資の動向をチェックすることができます。内閣府が毎月発表する経済指標の一つです。機械受注の発表を受けると、森精機やコマツ、オークマなどの機械株が上下に反応することが多いです。(詳しく知りたい方は内閣府の機械受注のページをご参考ください。)

企業価値(きぎょうかち)難!

…「企業価値」とは、投資家にもたらされる企業の価値を指します。企業価値を数字で表すときには、“事業価値非事業用資産”の合計、もしくは、“株主価値と有利子負債(債権者価値)”の合計であらわされます。前者は、企業価値の測り方を示しており、後者は、企業価値を得られる投資家を示しています。(これについては、非常に難解ですので、別の場所で改めて解説する予定です)

逆指値(ぎゃくさしね)

…「逆指値(注文)」とは、普通の指値注文から一歩進んだ注文で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」ことができます。

キャッシュフロー(cash flow)

…「キャッシュフロー」とは、現金・資金(cash)の収支(flow)のことです。具体的には、企業が営業活動などによって稼いだ現金から、支払った現金を引いた『残った現金』のことを指します。しっかり稼いでいる企業は、【キャッシュフローが豊富】と表現します。営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローが注目する点によって、呼び方が異なります。

金融(きんゆう)

…「金融」とは、おが“ある”ところから“ない”ところへ通することです。私達が銀行にお金を預けることも一つの金融の形です。銀行は預かったお金を、“ない”ところへ貸し出します。
参考ページ:直接金融、間接金融

グリーンメーラー

…「グリーンメーラー」とは、標的とする企業の株式を買い集め、その企業や関係者などに高い株価で買い取らせる買収者のことを指します。グリーンメーラーは、敵対的なM&A(企業の合併・買収)を仕掛けて集めた株を高値で買い取ってもらうことで、投下した資金を回収し、投資収益を上げることを狙います。グリーンメーラーと呼ばれるゆえんは、英語でゆすりや恐喝のことを「ブラックメール」と呼ぶことと、ドル紙幣の色が“緑色”であることから、この二つを合体させた「グリーンメール」という言葉が使われるようになったそうです。

景気動向指数(けいきどうこうしすう)

…「景気動向指数」とは、景気全体の動向を知るために景気を表す指標を統合し、指数として表したものです。具体的には、景気を先取りして動く「先行指数」、景気と並行して動く「一致指数」、景気に遅れて動く「遅行指数」の3つに分けられます。

指数の判断基準としては 50%が目安となり、50%以上のときは景気は上向き50%以下のとき景気は下向きと判断されます。

経済指標(けいざいしひょう)

…「経済指標」とは、失業率や物価状況など経済とのかかわりが強い情報を数値化して、国(政府)などの機関が定期的に発表するものです。

減価償却費(げんかしょうきゃくひ)

…「減価償却費」とは、時が経過したり、使用したりすることで減少する固定資産の価値を見積もって、耐用年数内の会計期間で費用として計上することです。定額法や定率法があります。

現引(げんびき)

…「現引」とは、信用取引で買い建てた株を、返済売りするのではなく、現物として買い取ることを言います。信用取引で買い付けていたものを、現物保有したいときに使われます。こうすることにより、信用取引による金利負担がなくなります。

権利確定日(けんりかくていび)

…「権利確定日」とは、配当金や株主優待、株式分割を受ける権利を有する日です。その日さえ株を保有していれば権利を得られます。 ⇔ 権利落ち日

鉱工業生産指数(こうこうぎょうせいさんしすう)

…「鉱工業生産指数」とは、鉱業と製造業が生産をしている量を指数として表したものです。ここでいう鉱業とは、金や銀、鉄、石炭などを産出する業種です。鉱工業生産指数は鉱業と製造業の大部分を反映しているため、生産動向を読み取る上での重要な指標として考えられています。

公社債投資信託(こうしゃさいとうししんたく)

…「公社債投資信託」とは、国や地方公共団体、民間企業などが発行する債券(公社債)を中心に組み込んだ投資信託で、株式は一切組み入れていない投資信託のことを指します。株式を組み込んだ投資信託は『株式投資信託』と呼ばれています。

公定歩合(こうていぶあい)

…「公定歩合」とは、日本銀行が一般の銀行にお金を貸す時の金利です。例えば、公定歩合を下げた場合には、一般の銀行は低い金利でお客さんに(企業など)に貸し出しをすることができます。この結果、低い金利で借りられる企業は、設備投資などにお金を向けることができます。公定歩合を下げる行動は、このように景気対策に使われます。

 

<サ行>

 

三角合併(さんかくがっぺい)

…三角合併とは、『国境をまたいだ買収で、主に使われる株式交換を使ったM&A(企業の合併と買収)の手法のこと』を言います。

地合い(じあい)

…「地合い」とは、その時の相場の雰囲気や状況のことを言います。例えば、「地合いが良い」と言えば、相場全体が上昇している状態のことを言います。

塩漬け(しおづけ)

…「塩漬け」とは、買った株の株価が下がってしまい、売るに売れず何年も触らずに眠ってしまった状態のことを言います。それにしても「塩漬け」と例えるとはおもしろいセンスですね(笑)。

時価総額(じかそうがく)

…「時価総額」とは、その点においての株から見た銘柄の価値(総額)を表わします。時価ですから、日々の株価の変動で時価総額は動きます。同業他社と時価総額を比較することで、株価から見た会社の大きさを比較することもできます。(時価総額とは会社丸ごとの値段ということになります) 計算式としては、『株価×発行済み株式数』で表わされます。

資産(しさん)

…「資産」とは、会社が集めた資金(資本と負債)をどういう形で保有しているかを表しています。具体的には、現金・株式・不動産などがこれに当たります。貸借対照表(B/S)の左側です。

種類株(しゅるいかぶ)

…「種類株」とは、普通の株式とは異なり、配当や株主総会の議決権などに差がある株式を指します。種類株の中には、優先株・劣後株・無議決権株・黄金株などがあります。

優先株 配当の支払いが普通株よりも優先される
劣後株 配当の支払いが普通株よりも後回しになる
無議決権株 株主総会での議決権を行使できない
黄金株 一株でも株主総会の重要事項の決議を否決できる

償還(しょうかん)

…「償還」とは、債券や投資信託の元本部分が投資家に約束した日に戻されることです。かんたんに言うと満期のことです。

証券外務員(しょうけんがいむいん)

…「証券外務員」とは、所属する証券会社に代わって投資家と取引をすることができる人です。銀行の窓口で証券取引法上の有価証券を販売する際には、この資格が必要です。

上場(じょうじょう)

…「上場」とは、取引所でその銘柄を売買の対象として定めることをいいます。つまり、株の売り買いしてもいいですよ~、とお許しが出たということです。

少数投資非課税制度〔NISA〕(しょうがくとうしひかぜいせいど)

…「少額投資非課税制度」とは、「株式投資や投資信託などにおいて、値上がり益や配当金を非課税にする制度」です。これを使うことによって、税金面で大きなメリットが受けられます。

少数株主持分(しょうすうかぶぬしもちぶん)

…「少数株主持分」とは、親会社が子会社に投資している資本(持分)のうち、“親会社の資本(持分)でない部分”のことをいいます。100%の資本を入れた純粋な子会社ではない場合に発生します。

焦土作戦(しょうどさくせん)

…「焦土作戦」とは、M&A(企業の合併と買収)で企業が買収を仕掛けられたとき、意図的に自らの企業価値を落とし、買収意欲を落とすのが狙いです。もしこれを行ったとしても、お互いにとって利益を生まないため、株主から嫌われます。

消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう)〔CPI〕

…「消費者物価指数」とは、全国の世帯(消費者)が購入する各種の商品(財やサービス)の物価変動を測定するものです。これを指数としてあらわしています。この指数は1995年の「100」が基準となっています。

この指数を見ることによって、一般の世帯の消費生活に必要な支出(食品・飲料、住宅、アパレル、交通、医療、リクレーション、教育・コミュニケーション、その他)が、どのような影響を受けるか明らかになります。日本での発表は総務省が毎月おこなっています。

スクリーニング

…「スクリーニング」とは、“ふるいわけ”をすることを指します。株式投資をするときに、膨大な銘柄(約3000社)から投資先を選ばなければなりませんが、いろいろな条件をつけることにより銘柄を絞ることができます。例えば、配当を多く出す会社を選んだり、割安な株を選んだりすることです。たいていの証券会社には、スクリーニング機能(無料)がある会社が多いので、口座開設をした際には試しに使ってみてください。

ストップ高(すとっぷだか)

…「ストップ高」とは、人気がふっとうして、定められた1日の値幅制限の上限までいってしまった状態です。もし3日連続ストップ高になると翌営業日から値幅制限が2倍になります。 ⇔ ストップ安

ストップ安(すとっぷやす)

…「ストップ高」とは、定められた1日の値幅制限の下限までいってしまった状態です。ストップ高同様、3日連続ストップ安になると翌営業日から値幅制限が2倍になります。 ⇔ ストップ高

制度信用取引(せいどしんようとりひき)

…「制度信用取引」とは、証券取引所が公表している制度信用銘柄選定基準を満たした銘柄のみを対象としておこなわれる信用取引です。証券取引所のお墨つきともいえます。返済期限は長くても6ヶ月以内と決められていて、金利も証券取引所ごとに決められています。

■ゼロ金利政策と解除

最近、ゼロ金利解除について騒がしくなってきているので、わかりやすくまとめてみました(2006年7月)。まずはじめに、「ゼロ金利政策とは何か?」についての説明をします。

ゼロ金利政策とは、日銀(日本銀行)が取った金融政策の一つで、短期金利(コール市場で、借りた翌日に返す際にかかる翌日物金利)を実質ゼロまで下げる政策を指します。当時は深刻な不景気だったため、この政策で金利をゼロ近辺まで下げることにより、お金の流れを活性化させる狙いがありました。(金利が低くなると、お金を借りやすくなりますからネ!)

※コール市場…銀行同士が短期の資金取引をおこなう市場です。仲介に電話(call)を使うので、コール市場(call市場)と呼ばれるそうです。

<ゼロ金利政策→量的緩和政策へ>

…しかし、ゼロ金利政策をおこなっても、思っていたように景気は回復してこなかったため、次の手段として量的緩和政策が取られました(次ページ参照:量的緩和政策)。

以上の金融政策の甲斐があってか、最近の日本はようやくデフレ経済から脱却しはじめました(まだ実感がありませんが…)。『デフレ経済から脱却する』ということは、『インフレ経済に移行する』と言い換えることができます。つまり、景気を刺激するためにおこなった金融政策(ゼロ金利政策・量的緩和政策)をそのまま放置しておくと、景気が行き過ぎてしまい、インフレを招くことになります(極限はバブルの状態)。

そこで日銀は金融政策を正常化させるために、2006年3月に、まず量的緩和政策の解除に踏み切りました。(次ページ参照:量的緩和政策の解除) その次の段階にあたるのがゼロ金利の解除です。

次に具体的な事例として、ゼロ金利が解除された場合に起きると予想される、生活に与える影響を考えてみました。

・ 預貯金など貸す側に与える影響は…

はじめのうちは限りなく小さいと思いますが、預金金利も徐々に上がってくることでしょう。金利上昇局面ですから、貯金であれば、できるだけ変動金利の商品(MMFなど)を選ぶべきです。10年固定の定期預金など選んでしまったらもったいないです。個人向け国債なども変動型を選択してください。

・住宅ローンなど借りる側に与える影響は…

住宅ローンは借りる側ですから、できるだけ長期固定型を選んで、金利支払い分を固定化する必要があります。上で紹介した預貯金の場合とちょうど逆です。変動金利型→固定金利型に借り換える最後のチャンスかもしれません。変動金利型のまま放置しておくと、この先取り返しのつかないことになるかもしれませんのでご注意ください。

・株式市場に与える影響は…

ゼロ金利解除によって金利がある程度上昇してくると、教科書的には株価にマイナス要因です。金利が上昇するとお金の回転が悪くなり、景気を冷やす効果があるからです。例えば、企業側からみれば金利上昇で借り入れがしにくくなりますし、消費者からみれば金利が高いなら、消費をするよりも貯蓄に回すようになります。

…これまでのゼロ金利政策や量的緩和政策というのは、かなり特殊な政策なので(緊急事態)、日銀としては早く正常な状態に戻したいという思いがあるようです。金融政策の時期を誤って、景気を腰折れさせないように、慎重な判断を下して欲しいものです。

 

損益通算(そんえきつうさん)

…「損益通算」とは、株式の売却で得られた利益と損失をぶつけて節税することです。複数の証券会社で売買されている方は節税のためにもチェックしておくとよいと思います。

損切り(そんぎり) = ロスカット

…「損切り」とは、含み損がでている時に株を売って損を確定させることです。損切りによって新たなスタートが切れますから、放置せずに思い切って損切りをすることをおすすめします。