運用:Yahooリスティング広告に出稿する方法
本記事で学ぶ内容
・Yahoo!のリスティング広告の設定方法がわかる。
・Yahoo!のリスティング広告の出稿方法がわかる。
・広告費を無駄にしないための注意点が理解できる。
Yahoo!に簡単に広告を出せます!
Yahoo!プロモーション広告はYahoo!が運営しますリスティング広告です。主に検索結果の画面に広告を表示させることができます。また、近年はYahoo!以外のホームページにも表示できるなど広がりを見せています。
登録、予算や広告文の入力、審査申請とするだけで、人気ホームページであるYahoo!に広告を出すことができるのです。
本記事では、広告出稿の流れを解説します。さああなたもYahoo!に広告を出してみましょう。
広告出稿の基本的な流れ
Yahoo!リスティング広告出稿は、次のような流れで進めます。入力項目にミスがなければ設定完了後、数日の審査の後、広告が表示されます。広告文は競合他社などを見てあらかじめ考えておきます。また、予算は、1日の上限金額(1日5000円までなど)を前もって決めておきましょう。
1.キャンペーンの新規作成
(広告を管理するもっとも大きな分類です)
2.予算決定
3.広告文の入力
4.キーワード+デバイスの設定
5.審査申請(完了)
広告出稿方法
Step1 キャンペーンの新規作成
1.Yahoo!プロモーション広告のページにアクセスし「スポンサードサーチ」タブをクリックします。
2. 「キャンペーン管理」をクリックします。
3. 左メニューバーの下の「新規作成」をクリックし「キャンペーン作成」を選択します。
Step2 キャンペーン名などの設定
1. 基本情報を入力した後、「インタレストマッチ配信設定」をクリックします。
3. 左メニューバーの下の「新規作成」をクリックし「キャンペーン作成」を選択します。
Step2 キャンペーン名などの設定
1. 基本情報を入力した後、「インタレストマッチ配信設定」をクリックします。
2. プルダウンで表示される選択項目から「配信しない」をクリックします。
※インタレストマッチ配信設定を「配信しない」に設定しませんと、インタレストマッチという検索エンジン以外のホームページにも表示される幅広い運用がされてしまい、想定しない予算消化が増えることになりますので注意しましょう。
3. 他も入力をし、ページ一番下の「保存して広告グループ作成へ」をクリックします。
Step3 広告グループの作成
1.広告グループ名・入札価格 ・対象外キーワード(オプション)・ウォッチリストを入力します。グループ名やキャンペーン名は日本語も使えます。任意の名前をつけましょう。いっぽうで、連番をつけたり、わかりやすい接頭語を考えたりと、あとから管理しやすい名前にすると良いでしょう。
(広告グループとは広告分をまとめる分類のことです。グループ単位で管理ができます。)
2.「保存してキーワード作成へ」をクリックします。
Step4 「キーワード」を設定
1.キーワード入力欄に設定キーワードを入力します。
2.キーワードの入力後、マッチタイプを選択します。
3.「保存して広告作成へ」をクリックします。
4.各項目を入力し「保存」をクリックして完了です。
※運用初期はマッチタイプを「完全一致」にしましょう。「部分一致」を設定しまうと、想定していないキーワードで落札されてしまい、すぐに予算を超えてしまう可能性があります。
Step5 デバイスの設定
1.「スポンサードサーチ」の「キャンペーン管理」を選択します。
2. 画面中央の「ターゲティング」をクリックします。
3.下に表示される「デバイス」をクリックします。
4.キャンペーンごとに表示させるデバイスを選択します。
5.「保存」をクリックすれば、完了です。
スマートフォンに表示させたくない場合(スマホサイトがない場合)
1.「入札価格調整率」をクリックします。
2.表示される項目の引き下げ率を選択し、%の入力欄に「100」と入力します。
3.「変更」をクリックして完了です。
Yahoo!プロモーション広告設定数の上限
Yahoo!プロモーション広告では、設定できる個数制限があります。基本的には、上限数を超えることはないでしょうから、心配いりません。
・キャンペーン: 100個
・広告グループ: 2,000個 / キャンペーンごと
・キーワード: 2,000個 / 広告グループごと
まとめ
前述の手順は、想定外の予算消化をおさえる、現実的な設定でご紹介しました。この流れにしたがっていただければ、間違ってインタレストマッチ広告にも配信し、あっという間に予算消化してしまう可能性を減らせるはずです。
慣れるまでは大変に思うかもしれませんが、丁寧にたどって下さい。
リスティング広告は他の広告媒体に比べれば比較的安価ではじめられます。ですので、あまり力み過ぎず、小さく早く広告出稿をはじめ、改善を繰り返すことで育てていきましょう。