運用:Yahooリスティングの管理画面で見るべき項目を知ろう
本記事で学ぶ内容
・Yahoo!プロモーション広告の効果を調べる流れが理解できる。
・効果を判断するときの、重要キーワードについて理解できる。
・数字の見方についての基本的な考え方が理解できる。
Yahoo!プロモーション広告 で出稿した広告は、その効果や影響を調べることができます。ホームページへの集客において、広告の効果を把握しながら、予算や成果を見ながらバランスよく運用することが大切です。
本記事では、その広告効果の測り方と、重要単語について解説します。
広告の成果を調べる流れ
Yahoo!プロモーション広告では、以下のようにしてその広告(キャンペーン)の成果を知ることができます。
Step1 Yahooプロモーション広告にログイン
Yahoo!プロモーション広告のページからログインします。
ログインパスワードなどわからない場合は、広告制作してもらった代理店、または新たにYahoo!プロモーション広告に出稿するなど、新規にアカウントを用意しましょう。
Step2 「広告管理:スポンサードサーチ」をクリック
ページ上部にある「広告管理:スポンサードサーチ」をクリックします。※画面は2014年7月のものですが操作上支障はありません。
Step3 「キャンペーン管理」をクリック
「広告管理:スポンサードサーチ」の小項目に「キャンペーン管理」があるので、こちらをクリックします。
Step4 各キャンペーンの成果が表示される
「表示回数(インプレッション)」「CPC」「クリック数」「CTR」など、広告の成果をこの画面で確認できます。
広告の効果はここをチェック!
Yahoo!プロモーションでは、主に以下の成果について確認できます。それぞれが広告の精度を示す重要項目ですので、しっかり理解して下さい。
表示回数(インプレッション数)
出稿した広告がYahoo!の検索結果でどれくらい表示されたか、というデータです。クリックではなく、純粋に広告が利用者の画面に何回表示されたか、です。
ちなみに、広告は何回表示されたとしても、クリックされなければ費用はかかりません。
CPC
Cost Per Click(コストパークリック)の略です。
クリック1回あたりに発生する料金をさします。Yahoo!プロモーション広告では、その広告がクリックされてはじめて、クリック1回分の料金が発生します。
なお、小計欄に表示されています「広告費用」とは、CPC×クリック数です。例えば、CPC30円でクリック数が100回の場合、30×100=3,000円が広告費用となります。
クリック数
クリック数は、ユーザーが広告をクリックした回数です。
Yahoo!プロモーション広告では、広告のクリックごとに費用が発生します。売り上げに対してクリック数が多い=広告費用の増大、という事態も起こりえます。広告費用が固定料金ではないところは、十分に注意しましょう。
CTR
Click Through Rate(クリック・スルー・レート)の略です。クリック率とも言います。
例えば、広告の表示回数(インプレッション)が500回に対して、クリック数が50の場合CTRは、50÷500=0.1% となります。
CTRの数値が高いほど、クリックされた=利用者の興味をひいた広告と言えます。
まとめ
Yahoo!プロモーション広告など、クリック課金の広告は、出稿して終わりではありません。むしろスタートなのです。クリックされるごとに費用が発生するため、売り上げなど成果や予算とのバランスを見ながら、その運用を調整する必要があります。
一方で、新聞やTVと違い、その効果がデータではっきりとわかるため、成果が出てきますとその運用にもやりがいが感じられることでしょう。
ここがポイント!
・Yahoo!プロモーション広告の管理画面で重要データはわかります。
・CTRやCVRなど重要キーワードをまずは覚えましょう。
・クリックされるごとに費用が発生しますので、固定料金ではないので放置しないように注意しましょう。